大学院パンフレット2021
8/32

7 | MATSUYAMA UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL GUIDEBOOK 2021多様な分野で研究者や高度専門職業人として社会に貢献できる人材を育成します。Graduate School of Business Administration 松山大学大学院経営学研究科は、1979(昭和54)年に修士課程を開設し、さらに1981(昭和56)年には博士課程まで整備し、今日に至るまで、経営学、管理工学、会計学、商学、産業社会のそれぞれの分野における高度な理論並びにその実践的な応用力を生かし、社会のさまざまな領域において発生する具体的な問題を解決する能力を備えた多くの優れた研究者、高度専門職業人、および高等学校専修免許状を取得した教員等を地域社会に輩出してきました。 近年、経済活動の急速なグローバル化とともに、市場競争も国内・外を問わず激化しています。このような厳しい市場競争のもと、現代社会が求める知識や技術はますます高度化し、多様なニーズに応えることができる人材が求められています。 従来、大学の学部を卒業した学部生が、実社会に出ることなしにそのまま大学院に入学し、研究者や高度専門職業人の道を目指すというパターンが多くを占めていたわけですが、最近では職場において実務経験を積み、特定の資格を取得するために大学院に入学するパターン、あるいは企業や組織が抱える具体的な問題を解決するための方法を明らかにするために大学院に入学し研究を行うパターン、さらには企業や組織をリタイア後に大学院に入学し、興味・関心ある分野についてより高度な知識・理論を学び、新しいライフスタイルを模索するパターンなど、大学院への進学目的も多様になってきました。 経営学研究科では、これらの高度に多様化した社会的ニーズに応えるべく、経営学、商学、管理工学、会計学、産業社会等の学問領域に教員を配置し、大学院生の研究を指導しています。 経営学研究科は、高度な専門知識とスキルを備えた人材を養成する高等教育機関として幅広いカリキュラムを用意し、学部から進学してきた大学院生、ビジネスの第一線で活躍されている社会人、あるいは職場の第一線をリタイア後に進学されてきた社会人のために大学院での研究活動を支援しています。特に、社会人の大学院生の研究をサポートするための仕組みとして、長期履修制度や昼夜開講制の授業も導入しています。 さらに、経営学研究科では社会人のための入試制度として、博士前期課程(修士)に社会人特別選抜を設けるとともに、博士後期課程にも社会人特別選抜を設け、社会人の大学院での研究活動を応援しています。 経営学研究科のスタッフ一同は、皆さんとともに企業や組織が抱える課題を抽出し、解決のための方法を明らかにするための研究活動を支援し、その成果を社会に還元できるよう全力でサポートします。経営学部における専門的な学問を修めた者だけでなく、第一線で活躍している社会人や第二の人生を迎えるシニア世代の入門を歓迎します。経営学研究科

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る