大学院案内_2022
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15 | MATSUYAMA UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL GUIDEBOOK 2022社会学の幅広い研究分野と充実した教授陣により、高度な専門的能力をもつ人材を養成する。Graduate School of Sociology 松山大学大学院社会学研究科は、博士後期課程まで有する西日本で有数の社会学専攻の研究科として2006年に誕生しました。本研究科は長年にわたる人文学部社会学科の基盤に立って、理論分野、現代社会・メディア・地域・国際・環境分野、そして福祉・臨床分野という3つの幅広い教育・研究分野を提供しています。 大学の学部で社会学を学んだ学生はもちろん、他の人文・社会科学や福祉・医療などの分野を卒業した学生にも広く門戸を開いています。また、グローバル化の趨勢のなかで、外国人留学生の受け入れも積極的に行います。さらに、社会人の入学生には、夜間の開講、土曜日の開講、そして夏の集中講義なども柔軟に組み合わせた昼夜開講制も実施します。2007年度からは、中学校(社会)と高校(公民)の専修免許状の課程認定を受けました。教職の専門職を目指す現職教員のみなさんは、ぜひ本研究科において高度な社会学的素養を積んでほしいと思います。 社会学は社会の自己言及的な認識装置であるといわれています。本研究科は、社会学の基礎から最先端の研究成果までを教授することで、めまぐるしく変貌する現代社会の諸問題の解決に貢献することを目指します。また、社会調査を通して具体的な社会問題の現場(フィールド)へと赴くことによって、臨床的で経験的な知見の獲得も視野に入れています。 本研究科は、幅広い教授陣による体系的な指導プロセスを通して、社会学の専門知識と実践的な問題解決能力を身につけた人材を養成します。具体的には、産業界や自治体、マスコミ、教育、福祉、医療機関などで活躍する高度な専門職業人、さらにはキャリアアップを目指す社会人、専門職を目指す現職教員、そして社会学の研究者といった幅広い人材を養成します。社会学研究科

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