大学院案内_2022
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経済学研究科経営学研究科■■■■■■言語コミュニケーション研究科社会学研究科法学研究科医療薬学研究科あま の  ひろ ゆきProfessor主な担当科目/国際社会学特講Ⅰ・Ⅱ、国際社会学課題演習Ⅰ〜Ⅳなが の  たけしたき の   き いち16 大学卒業時も進学を希望していましたが、当時は現場へ出ることを薦められました。松山大学大学院に社会人特別選抜入試があることを知り、長年学術的思考から遠ざかっていた私も希望を持つことができました。ずいぶん遠回りとなりましたが50歳を超えて自分の時間を持てるようになった今、社会人特別選抜入試を利用して大学院へ進学しました。 修士課程では、障害児教育における分離と統合の議論を、障害をもつ者の立場から考察しました。それを受けて博士課程では、もっと広く社会がどのように変化を遂げれば、障害児・者やLGBT等の社会的マイノリティーの人々が差別をされずに、当たり前に一人の人として生きていけるようになるのかという知見を得たいと考えております。 当たり前のことですが、大学院は一人ひとりが各自のテーマについて研究するところです。ですから、進学を希望される方は、漠然としたものでもよいので、自分の興味のある社会問題を見つけておくことをお勧めします。指導・全員議論体制を徹底していることです。人間は社会から隔絶されたところに存在することができず、誰しも社会について考えることから完全に逃れることができません。その意味ですべての人が社会学的な研究を行っているともいえます。社会学的なものの見方を高度に意識的にできる人が少しでも増えれば、一人ひとりがもっと深く社会学的な考察を実践できるようになれば、世の「ギスギスした感じ」が少しずつでもやわらいでいくのではないかと思います。この鍛錬の場に飛び込んでみようという方々を、私たちは歓迎します。 私は、愛媛県大洲市内のある地区で、地域の諸活動に関わってきました。当該地域社会で深刻化しつつある固有の諸問題を、地域社会学の視座から明らかにしたうえで、今後とるべき方策を検討したいと考え、大学院での研究活動を志すこととしました。調査研究と並行して取り組んでいる地域活動を通じて、猶予がないことを痛感しています。400年の歴史と文化を持つ有人島が数年後には無人島化必至であることなど、今どう答えを出し対処すべきかを迫られている状況にあり、当該地域の現状は切迫しつつあるというのが実感です。 研究対象地域が私自身の居住地でもあることから、長年に渡り関わっている自治会・少年育成・地域振興・民生委員などの地域諸活動の中において、研究成果を実践的に生かしていきたいと思っています。 地域諸活動の実践の場から、地域の変革と創造の担い手を擁する地域社会再生論が生まれ、またそれが今後の実践の場で生かされる相互関係に立たなくてはならないと考えています。天野 博之さん社会学研究科/博士後期課程障害児教育における分離と統合の議論から共生社会を考える永野 武 教授瀧野 起一さん社会学研究科/研究生疲弊する地域社会の現状と対策社会学的なものの見方、考え方の鍛錬の場です。 社会学の専門知識と実践的な問題解決能力を身につけた人材の養成を目標としています。修士課程修了後に高度な専門職業人として活躍する人々。有職者として入学し、身につけた能力を職場でおおいに生かしている人々。博士後期課程修了後に研究者の道を歩んでいる人々。こういった人たちを輩出してきました。松山大学社会学研究科には3つの特徴があります。第1に、理論、実証、実践の3分野に、実に多様な教授陣を揃えて研究教育をおこなっていることです。第2に、大学院生もまた多様な背景を持った人たちで、独自の研究テーマに取り組んできたということです。そして第3に、全員

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