大学院案内_2022
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19 | MATSUYAMA UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL GUIDEBOOK 2022校訓「三実」の教育理念をまさに忠実に実践。法律学に関する多様な分野の高度専門職業人(プロフェッショナル)を育成する。Graduate School of Law 数多くの自治体や専門士業団体など、法律に基づいて日々の暮らしの基盤を支えている地域の社会組織の強い要請に応じて、2020(令和2)年に創設された法学研究科では、松山大学において創設以来今日に受け継がれている「真実、実用、忠実」という校訓「三実」の教育理念を実践すべく、憲法や民法、刑法、行政法などの基幹科目はもとより、比較自治制度や訴訟法、比較制度史などの関連科目においても、長年の研究経歴を有する教員や実務経験の豊かな教員を配置し、問題解決のために現行制度を有効に活用する「法・判例運用能力」と、新たな制度を構築する「法例立案能力」を身に着けるためのカリキュラムに基づいて、次のような法律学に関する5つの分野を中心として、アカデミックな研究者や経験豊かな法律実務家としての知見をも備え、高度な法的専門能力を主体的に活用できる高度専門職業人(プロフェッショナル)を育成します。法律学に関する5分野の高度専門職業人(プロフェッショナル)Pro1. 公務員など歴史を踏まえて法律を作り、活用するプロフェッショナルPro2. 金融・商取引の分野で法律を踏まえて活躍する、地域を活性化させるプロフェッショナルPro3. 警察官など、社会安全のために活躍する、法務分野のプロフェッショナルPro4. 司法書士、行政書士、社会保険労務士など、社会の法化を支えるプロフェッショナルPro5. 民間企業におけるコンプライアンスのプロフェッショナル 法制度への取組みにおいて、より一層高度の専門性が求められるこれからの法化社会においては、日常生活の中においても、法律を用いて紛争の解決を行う場面が着実に増えていくとともに、それまでの法律では対処できない事態が発生し、法律を用いて新たな仕組みを創造し、対応しなければならない場面が出てきます。  このような時代において、大きな役割を果たそうという強い使命感に燃えた皆様が、私共とともに学び、法律を駆使して事態を主体的、能動的に打開できる人材となり、地域社会に貢献していただくことを期待しております。法学研究科 

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