大学院案内_2022
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経済学研究科経営学研究科■■■■■4言語コミュニケーション研究科社会学研究科法学研究科■医療薬学研究科ふじい  たか やProfessor主な担当科目/ミクロ経済学特講Ⅰ・Ⅱ、ミクロ経済学演習Ⅰ〜Ⅳやす だ  しゅんいちにんぎょうめい 私は松山大学を卒業して中学校講師に就いた後、専修免許状を取るため、また自身の教養を深めるために大学院に入学しました。現在、学部時代のゼミでお世話になった加藤光一教授のもとで、地域経済・地域産業にかかわる研究を進めています。多くの書籍や論文を読み込んで自身の知識として吸収し、それを昇華して自身の論文に反映するために、研究室や図書館に通い詰めるという充実した毎日を送っています。そして時には県内外や国外へと調査に出向くこともあり、授業のない日には市外に、夏季休暇中には中国に調査に行ってきました。 学部時代だけでは分からなかっただろう経済学の奥深さを実感しつつも、改めて自身の知識不足に気づかされます。今後も学問に対して真摯な姿勢で、さまざまな事象に興味関心を持ちつつ、少しでも社会に貢献できるような研究ができるよう日々努力していきます。ます。また、TPPやFTAの問題など日本経済のグローバル化、それに伴う農業問題など近年大きな関心を集めている分野についての研究者も複数おり、充分な指導体制も整備しています。 ただ単に高度な知識を身に付けるだけではなく、博士号を取得して研究者として活躍する者も増えており、その意味において本研究科は地域の大学院のなかで突出した存在であるといっても過言ではないと自負しています。 私は中国の黒竜江省から来ました。高校の時、少しだけ日本語を勉強したことがあります。その時から日本の文化、言語に対して興味を持っていました。自分の日本語レベルを更に上げて、日本人との交流をもっと円滑にできるようにしたいです。また、私の通った高校と松山市の河原電子ビジネス専門学校は姉妹校です。ですから松山に留学しました。松山大学は、外国人留学生に向けた特別の入試を実施しています。また、留学生向けの学費減免制度や奨学金制度も充実しています。だから勉強に専念できると思い、松山大学に進学しました。大学を卒業して、もっと専門的に勉強したいと思って、松山大学大学院に入りました。藤井 孝哉さん経済学研究科/博士課程調査内容を知識として吸収し、論文に活用安田 俊一 教授任 暁萌さん経済学研究科/修士課程修了生[2019年修了]留学生へのサポートも万全、研究に専念できる環境です多様な学問領域を学ぶことができる知の殿堂。注目される社会問題に立ち向かう研究者も輩出。 1972年に設置された経済学研究科は、高度の専門的知識人の育成及び専門研究者の養成を目的としてきました。理論はもちろん、実証分析や歴史まで幅広い分野を学ぶことができ、国際経済から地域経済に至るまで多様な分野の研究者を擁しています。とりわけ東日本大震災を契機として、にわかに注目を浴びるようになってきた原子力発電の問題や電力不足などのエネルギー問題の専門家がいるのは、おそらく四国では本研究科だけではないかと思い

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