大学院案内2024
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■ ■ ■ ■ ■ ■ 経済学研究科経営学研究科言語コミュニケーション研究科社会学研究科法学研究科医療薬学研究科ひろ せ いち ろうProfessor主な担当科目/労働法研究特講、労働法特論特講、課題演習Ⅰ〜Ⅳむら た  たか ゆき き むら りょう た20 大学の法学部を卒業して50年になりました。そのうちの35年間開業者として仕事をしてきました。この先10年は前線に踏みとどまるつもりでいます。そのためにも、今までの延長線上にある惰性的な仕事ではなく、これから先の時代を見通した創造的開業者でありたいと思っています。そのパワーを得ようと法学研究科修士課程に入学させていただきました。 古代ギリシャの哲学者・ソクラテスが言ったように「無知の知」、無知を知れば知に対する底知れぬ愛が生まれてきます。傲慢さが知と愛を遠ざけてしまいます。知らないことへの怖さは、新しい挑戦的な仕事を受任する度に感じざるを得ませんでした。怖さを受け入れ、それらと面と向き合い、経験と知に対する愛を育てていきたいと心底願っています。学問知と実践知の融合実現に向けて今日スタートを切ります。し、時間的制約や仕事の負担の少なくない社会人においても学位取得を可能とするために、事情に応じて、標準修業年限(2年)を超えて4年まで延長して計画的に学び、課程を修了することが可能となっています。 どのような環境にあれ、真摯に学ぼうとする人には、学問への道は広く開かれています。日々の暮らしを支える法律のプロフェッショナルとなり、地域社会に貢献せんとする志の高い方々の来訪をお待ちしております。 私が本大学院に進学した理由は他大学院と異なり少人数制のため、指導教員や他の教員と密接にコミュニケーションをとることができるという点に非常に魅力を感じたからです。 私の研究は判例及び現行の不動産取引制度に着目し、民法177条における第三者の範囲を検討することを目的としています。この分野は先行研究が多いため判例や文献を収集するのは中々大変ですが、自分では気づかない視点や自分には無い考えを知ることはとても面白いです。また、将来は、本大学院で学んだことを生かして行政書士や司法書士の資格を取得して身近な法律家として社会に貢献していきたいと考えています。 大学院は大学と異なり研究に専念することができます。そのため時間の制約上難しい学部生の時の研究よりもさらに詳しい研究をすることが可能です。今、興味のある法律の分野があり、それについてもっと深く知りたいという方はぜひ大学院に進学して、学びを深めてみてはいかがでしょうか。廣瀬 一郎さん法学研究科/修士課程法律という名前の新しい知の創造村田 毅之 教授木村 亮太さん法学研究科/修士課程より深く学ぶために大学院で研究するということ法律に関する幅広い分野の研究が可能です。地域社会に貢献する法律のプロフェッショナルを目指してください。 法学研究科は、地域社会の強い要請に応えて設立されました。真摯に研究に取り組んできた教員や実務経験の豊かな教員をバランスよく配置し、幅広い分野における研究が可能となっています。 働きながら学ぼうとする志の高い方のためには、履修方法にも格段の配慮をしています。まず、昼夜開講制を導入し、平日の夜間(18:00〜19:30)及び土曜日などを活用した柔軟な研究指導体制を整え、履修及び単位修得の利便性を高めています。また、長期履修制度も完備

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