大学院案内2024
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■ ■ ■ ■ ■ ■ 経済学研究科経営学研究科言語コミュニケーション研究科社会学研究科法学研究科医療薬学研究科ふじ い  たか やProfessor主な担当科目/国際経済学、国際金融論まつ うら  かず よしこう の   か  お4 私は松山大学を卒業して中学校講師に就いた後、専修免許状を取るため、また自身の教養を深めるために大学院に入学しました。現在、学部時代のゼミでお世話になった加藤光一教授のもとで、地域経済・地域産業にかかわる研究を進めています。多くの書籍や論文を読み込んで自身の知識として吸収し、それを昇華して自身の論文に反映するために、研究室や図書館に通い詰めるという充実した毎日を送っています。そして時には県内外や国外へと調査に出向くこともあり、授業のない日には市外に、夏季休暇中には中国に調査に行ってきました。 学部時代だけでは分からなかっただろう経済学の奥深さを実感しつつも、改めて自身の知識不足に気づかされます。今後も学問に対して真摯な姿勢で、さまざまな事象に興味関心を持ちつつ、少しでも社会に貢献できるような研究ができるよう日々努力していきます。います。 また、単に高度な経済学の知識を身につけるだけでなく、博士号を取得できる指導体制を備えています。本研究科の修了後、国内や海外の大学や研究所で活躍する研究者も輩出してきました。経済問題に強い関心のある人は、学部卒業生だけでなく社会人の方も、是非、本研究科で共に学んでほしいと思います。 松山大学大学院経済学研究科では、知識・経験豊富な研究者の方々の時間を独占して日々学びを深め、時事問題を絡めた授業を通して研究者の見解を聞くことができます。専門分野を研究し続けている先生方のサポートは厚く、事前準備をして臨む授業では、教科書から発展した内容の紹介や、理解不足の箇所を丁寧に解説してくれます。 4年間学んだはずの経済学でもまだまだ知らない用語や研究分野がたくさんあり、知識のインプットが追いつきません。現在は、研究者見習いということで、経済学の枠組みを深く丁寧に学んでいます。さらに、溝渕健一教授の指導下で計量経済学を学び、実証分析を行う手段を多く身に着けています。 当面の目標は、様々な分野の研究活動に多く触れることです。本や論文を多読して、自分の知識を肥やせるような大学院生活にしたいです。藤井 孝哉さん経済学研究科/博士課程調査内容を知識として吸収し、論文に活用松浦 一悦 教授河野 華緒さん経済学研究科/修士課程多方面の知識をアップデートする毎日地域と共に成長し、未来を創造。地域経済に挑み、グローバルな視点を磨きます。 1972年に設置された経済学研究科は、高度の専門知識人の養育及び専門研究者の養成を目的としてきました。理論、歴史や実証分析まで幅広い分野を学ぶことができ、地域研究から国際経済に至るまで多様な研究者を擁しています。高齢化、富の偏在、経済社会のデジタル化という環境変化の潮流の中で、経済学のアプローチから現代社会を考察する意義は益々高まっています。本研究科は、21世紀の諸課題を研究する上で、十分な指導体制を準備して

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