学生懸賞論文集第37号2019(令和元)年度
108/159

101⑶ 調査概要 アンケートはGoogleのアンケートフォームで作成し、インターネット上で2019年7月9日~同年7月17日の約9日間で実施した。調査対象者は、「就職活動を終えた社会人と、大学生でGPAを重視する順番に違いはあるのか」という問題を検証するために、大学生(ただし、学年は問わない)と社会人(有識者)を対象に調査を行った。 アンケートを実施した結果、270票の総回答を得た。また、全ての票が有効回答であった。⑷ 調査結果(単純集計)①誰とでも話せるを終えた社会人と、大学生でGPAを重視する順番に違いはあるのか」という問題を検証するために設定している。「誰とでも話せる」「伝える力」はソーシャルスキルを参考に項目を設定した。「協調性」「リーダーシップ」はグループワークの際に必要になるスキルであることから項目を設定した。また、「英語力(TOEIC730点以上、それと同等レベル)」に関しては、武田薬品工業が2013年4月入社の新卒応募条件にTOEIC730点以上を追加した(佐藤、2012)ことから項目を設定した。アンケートの詳細については8.付表の②「スキルと順位付け」を参照されたい。図12 属性別『誰とでも話せる』回答割合就活を握るファクター -その1つのGPA-

元のページ  ../index.html#108

このブックを見る