学生懸賞論文集第37号2019(令和元)年度
134/159
1274-1.【アンケートの概要】 アンケートの質問項目は、回答者全員を対象とした項目が「性別」、「年齢」、「回答時の幸福度」、「月収」、「回答時の天気」、「住まい」、「ペットの保有の有無」の7項目である。各要因を設定した理由は以下の通りである。「性別」、「年齢」に関しては、性別や年齢の違いによる価値観の個人差が幸福度に関係する可能性を考慮し設定した。「回答時の幸福度」に関しては、ペットを飼う行為が飼い主の幸福度に関係があるのかどうかを分析するために設定した。「月収」に関しては、所得の高低が幸福度に関係するという可能性を考慮し設定した。「天気」に関しては、天候の状況が幸福度に関係する可能性を考慮し設定した。「住まい」に関しては、住居は個人の経済状況と関係があり、賃貸住宅と持ち家、集合住宅と一戸建てでは幸福度に違いが出るという可能性を考慮し設定した。この質問では回答者の住居が一戸建て、集合住宅、賃貸住宅、持ち家のいずれであるかを回答してもらった。「ペットの飼育経験」はペットの飼育経験によって幸福度に差が出るか調査するために設定した。この質問ではペットの飼育経験を「(ペットを)飼っている」「飼ったことがある」「飼っていない」の三択で回答してもらった。 続いて、「ペットの飼育経験」の質問において「(ペットを)飼っている」、「飼ったことがある」と回答した方には「ペットを迎え入れた頃の幸福度」を回答してもらった。理由としては、ペットを飼った当時の頃と現在の幸福度の差を比較するためである。 さらに、現在ペットを飼っている回答者には飼っているペットの種類によって幸福度に影響が出るのか、ペットの飼育年数により現在の幸福度に影響が出るのかを分析するために「飼っているペットの種類」、「飼育年数」を回答してもらった。また、複数のペットを飼っている場合、種類に関しては複数回答可とし、年数に関しては、現在、最も長く飼っているペットの飼育年数を想定し、回答してもらった。 また、ペットを飼っているまたは飼ったことがある人を対象に、「現在の幸福度」「ペットの飼育経験」「ペットを迎え入れた当時の幸福度」の3項目、ペットを飼っている人幸せ説4.アンケートデータ
元のページ
../index.html#134