学生懸賞論文集第37号2019(令和元)年度
17/159

6   「1:どこにどの程度存在しているか完全に把握している」と回答した自治体は存在しない。10(図3)所有者不明土地の把握状況(30万円未満)6自治体アンケートを基に筆者作成(n=67) 次に、土地の寄付の受け入れ状況についてみていく。「ここ5年以内に住民からの寄付の要望はあったか」という質問では、アンケートに回答した67すべての自治体で、要望があったという結果が得られた。それに対して、土地の寄付の受け入れ状況はどうなのかをみていく。「住民からの土地の寄付を受け入れるための条件があるか」を5段階(1:無条件で受け入れている、2:自治体での利用価値があると判断できる土地に限り受け入れている、3:2以外の理由を条件として受け入れている、4:今後受け入れることを検討している、5:全く受け入れていない、受け入れる予定もない)に分けて回答を求めている。そして、その結果が図4である。学生懸賞論文集第37号

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る