学生懸賞論文集第37号2019(令和元)年度
48/159

41主催者Valve賞金額2,478万ドルファイナル2017年8月開催地米国・シアトル表2 国内のeスポーツ賞金大会RAGE Vol.5 大会名Shadowverse競技主催者CyberZ賞金総額1,000万円ファイナル2017年9月 海外や国内ではeスポーツの大会がいくつも開催されており、その賞金は海外で総額28億円にまで達するものも存在する。表1と表2で、海外と日本のeスポーツ大会の賞金を比較すると、海外のeスポーツ大会の賞金は、日本の大会よりも高額となっていることが分かる。従来の日本では、「景品表示法」や刑法の賭博罪、風営法の関係から高額賞金を出すことができなかった。しかし、近年では大会の主催者ではない第3者が賞金を提供するという形であれば、金額の上限なしで賞金を提供することができるようになった。それでも国内の金額が海外よりも低いのは、国内ではeスポーツに対しての価値を十分に見いだせていないため、賞金額もそれほど高くならないからではないかと考えられる。eスポーツって部活動にしてもいいの?Riot Games225万ドル+寄付+課金プール2017年11月中国・北京*ファミ通(2018)より筆者作成League of LegendsJapan LeagueLeague of LegendsRiot Games2017年8月*ファミ通(2018)より筆者作成-Activision /MLG152万ドル2017年8月米国・オーランドAll Campus SeriesLeague of LegendsRiot Games2,000万円(現金ではなく賞品)2017年9月

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る