学生懸賞論文集第37号2019(令和元)年度
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474-1 アンケート・ヒアリング調査の項目設定 「1.はじめに」で述べた学生・親世代へのアンケート、および現場(教育機関)で働いている教師に対するヒアリング調査の概要は下記の通りである。活動として導入するべきか」を検証していく。⑴ 学生対象のアンケート 学生へのアンケートでは、eスポーツの説明を最初に述べている。eスポーツ部導入に対する賛否は、学生が考えるeスポーツ部導入についての賛否を取り入れるために設けている。eスポーツ部導入に対する賛成理由は、eスポーツ部導入に対する賛否の回答で、賛成またはどちらかといえば賛成を選んだ方に対してのみ、学校に行く意欲が高まるから・ゲームが好きだから・運動が苦手でも参加できそうだから・引退まで続けられそうだから・ネット関連に詳しくなれそうだからの5項目を設けている。また、eスポーツ部導入に対する反対理由も同様に、スポーツ部導入に対する賛否の回答で、どちらかといえば反対または反対を選んだ方に対してのみ、成績が下がりそうだから・楽しくなさそうだから・就活の際に悪い印象を与えそうだから・お金がかかりそうだから・他の部活動生から反感を買いそうだからの5項目を設けている。ゲームのプレイ時間・累積GPAに関しては、「ゲームのプレイ時間と学業成績は関係があるのか」を分析するために設けている。アンケートの詳細は9.付表に記載している。⑵ 親世代対象のアンケート 親世代対象のアンケートでは、学生アンケートと同様にeスポーツの説明を最初に述べている。月収に関しては、収入が各家庭のゲームに対する意識と関係しているのかを分析するために設けている。子供がゲームをプレイすることに対しての賛否・子供がeスポーツ部に入部することに対しての賛否は学生アeスポーツって部活動にしてもいいの?4.アンケート・ヒアリング調査の概要

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