学生懸賞論文集第37号2019(令和元)年度
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 4-2 調査概要 学生対象のアンケートは、松山大学内で開講されている「ミクロ経済学Ⅰ」の講義で、7月に実施した。アンケート対象者は、松山大学に通う大学生143名である。また、親世代のアンケートは、8月下旬に子連れの保護者を対象と48ンケートと同様、賛成から反対までを1~5の5段階に分け、数値が小さいほうが賛成となるように設けている。子供がeスポーツ部に入部することに対して賛成した理由は、子供がeスポーツ部に入部することに対しての賛否で、賛成またはどちらかといえば賛成を選んだ方に対してのみ、子供が活躍できるから・子供が進んで学校に行くようになるから・運動部に比べて重度のけがをする可能性が低いから・運動部に比べて道具の維持費が安いから・オンラインゲームをすることでネットマナーを学ぶことができるからの5項目を設定し、質問した。また子供がeスポーツ部に入部することに対して反対した理由も同様に、子供がeスポーツ部に入部することに対しての賛否で、どちらかといえば反対または反対を選んだ方に対してのみ、子供が勉強しなくなるから・コミュニケーション能力の低下につながるから・子供の睡眠不足につながるから・ゲーム依存になる可能性があるから・運動不足の助長になるからの5項目を設定し、質問した。アンケートの詳細は9.付表に記載している。 ⑶ ヒアリング調査 ヒアリング調査は2019年8月に愛媛県立北高等学校、愛媛県立伊予高等学校の各校教師1名を対象に実施した。調査項目としては以下の通りである。 ・eスポーツの部活動導入に対しての賛否 ・eスポーツ導入時の学生への影響 ・eスポーツに対する印象 ・eスポーツ部の顧問をしてみたいか ・eスポーツはスポーツであると思うか ・ゲームが原因で成績が下がった生徒はいたか・eスポーツ部がきっかけで学校に来るようになった学生もいるようだが、そこに関してどう思うか学生懸賞論文集第37号

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