松山大学(学生懸賞論文集)第38号
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00.4901.50011台人 1i,t2i,t1i2i1i2i1i,t2i,t4i,t(出生率) =α4+β4(医療費無償化の導入) +γ4X +u +v +λ  3i,t(人口) =α3+β3(医療費無償化の導入) +γ3X +u +v +λ  4i3i3i4i3i,t4i,t11(人口の流出) =α1+β1(医療費無償化の導入) +γ1X +u +v +λ  (1)(人口の流出) =α2+β2(医療費無償化の導入) +γ2X +u +v +λ  (2) それぞれのモデルの左辺は、自治体iのt時点における人口の流出、人口の流入、人口、出生率を表している。右辺1つ目の変数である医療費無償化の導入は、自治体iがt時点において所得制限なしの医療費無償化を導入しているかどうかを表すダミー変数で、通院と入院を対象に、それぞれ小学校卒業までと中学校卒業までの2変数を用意した。また、それぞれのモデルにおけるベクトルXは、自治体iのt時点における各自治体の特性を表しており、それぞれのモデルごとに従属変数との関連性を考慮して設定した。(1)と(2)のモデルでは、人口、就業人口比率(1次、2次、3次)、完全失業率、1人当たり地方税収額、1人当たり所得、住宅地平均地価、世帯あたり自動車保有台数、一3.2.推定モデル:パネルデータ 医療費助成制度が与える対象ごとに、それぞれ以下のような(1)、(2)、(3)、(4)の回帰モデルを設定した。住宅地平均地価世帯あたり乗用車保有台数一般診療所数1万人あたり医師数幼稚園数保育所数小学校数中学校数i,ti,ti,ti,t子ども医療費無償化は少子化の進行を止めることができるのか万円/1㎡2501.394050.3083.719.610.423.618.59.2107.015.912.327.915.58.7i,ti,ti,ti,t34972.361,3361,344726267124275123891,3431,3441,3371,3411,3431,343(3)(4)

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