松山大学(学生懸賞論文集)第38号
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 係数41(表4) 回答者(10代、20代)のWTPとWTPに影響する要素の回帰分析       有意F= 0.036999 有意Fは0.03であり、このすべての係数は0でないということができるため、5%水準で有意である。 回答者全員の分析結果と同様に「水道代の値段をどう思っているか」に関してP-値<0.1であり、係数がプラスなため、水道代の値段を低いと思っているほど、WTPで示した値が高いことがわかる。 しかし、それ以外の説明変数は有意な結果を得られておらず、「水質が下がったら現在の水質に戻すためにいくら払ってもよいかというWTP」と無関係であることがわかった。「回帰分析」(年代別) 次に、年代別に分けて回帰分析を行った。今回のアンケート調査では学生の割合が全体の半数だったため、若者のデータが多かった。学生を含む10代、20代は家計を管理している人が比較的少ないため、30代以上の回答と異なるのではないかと考えた。そのため、10代、20代の48人のデータで回帰分析を行った。水道水は飲める必要があるのか1210.868切片-318.133性別-150.131住まい水道水の値段の把握-127.992水道代の値段をどう思っているか472.6488水道水を飲む頻度-47.9965標準誤差1026.71321.774322.734340.625164.344136.927t P-値0.2450.3280.6440.7090.0060.7281.1794-0.989-0.465-0.3762.876-0.351

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