松山大学(学生懸賞論文集)第38号
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72 最後に、「オンラインストアでアパレル商品を購入し、それが無駄になった頻度」を被説明変数とし、説明変数には「送料を無料にするために何か追加で商品を購入するのか」を設定した。送料を無料にするために追加で商品を購入することが、無駄になった頻度に影響を与えているのではないかと考え分析を行った。なお、分析の都合上、被説明変数と説明変数は任意の値にコーティングしている。「オンラインストアでアパレル商品を購入し、それが無駄になった頻度」に関しては、表2で用いた任意の値を利用する。「送料を無料にするために何か追加で商品を購入するのか」に関しては、はい=1、いいえ=0と定めた。 分析した結果を表5にまとめている。表5より、「有意F」が0.05を超えていることから、全ての係数が0である可能性が捨てきれず、全ての回帰式が0であるとみなさざるを得ないため、表5内の全ての結果を信用することはできない。したがって、表5内の説明変数である「送料を無料にするために何か追加で商品を購入するのか」は、「オンラインストアでアパレル商品を購入し、それが無駄になった頻度」に影響を与えない。有意F係数切片送料を無料にするために何か追加で商品を購入するのか0.473684(表5) 追加で購入した商品が無駄になるかについての回帰分析2学生懸賞論文集第38号標準誤差0.431060.4844690.333318t P-値4.639732.91E-050.9777390.333318

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