松山大学(学生懸賞論文集)第39号
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学生懸賞論文集第39号102 アンケート調査に先立ち、プレテストを行った。本プレテストは、選択肢が適切か、項目の有効性を確認する目的での調査である。表1は実際のアンケートを一部抜粋した。週あたり勤務日数「4日」「5日」「6日」一日あたり勤務時間「6時間」「8時間」「10時間」副業の可否給与「13万円」「18万円」「21万円」「31万円」「34万円」以上の項目の組み合わせで選択肢を5つ作成した。 なお、「週あたり勤務日数」「一日あたり勤務時間」「副業の可否」「給与」の4項目が先の先行研究から最も働き方の満足度の高さに関係すると考え、この4項目で調査した。 先述の通り、現代日本では、労働基準法の影響で「一日8時間週5日」の勤務がスタンダードである。そこで、勤務日数は「5日」勤務時間は「8時間」ベースに、その前後「4日」「6日」、「6時間」「10時間」に設定した。週7日勤務、1日10時間より長い時間の労働は健康を害する恐れがあるため、上限は「6日」「10時間」とした。 18歳以上の男女24人を対象にプレテストを行なった。期間は2021年6月29日から2021年7月6日にかけて、調査方法はGoogle Formでの調査にした。以下は、実際のテスト項目である。表1.選択肢選択肢1選択肢2選択肢3選択肢4選択肢5勤務日数/週45656時間/日6810810副業可不可可可不可給与13万21万31万18万34万

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