松山大学(学生懸賞論文集)第39号
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学生懸賞論文集第39号106 回帰分析をすると係数が出てくる。その係数はy=aX1+bX2+cX3+cという式で表すことができる。aとbが回帰分析で出された係数である(説明変数とも言える)。この式からそれぞれの係数の価値の比較(のちに説明していく)から、ここでは四つの要素の影響度や、どの係数がどれほどの価値を持っているかなどを分析することができる。その価値から副業における人々の求める収入の額などがわかる。第1節 分析結果(全体) まず初めに、全体を見ていく。回帰分析の結果から、有意Fが0.1未満であるため、有用な回帰式が得られたといえる。回帰分析の結果から、4項目ともP値が0.1未満であるため関係性があると言える。 また、性別によっても働き方の考え方に違いが出るのではないかと考えた。よってここから男性、女性に分けて分析していく。(男性) 次に、男性のみに絞って見ていく。まず、有意Fが0.1未満であるため、これは有用な回帰式が得られたといえる。また、回帰分析の結果から、1日あたりの労働時間と副業の有無、給料のP値が0.1未満であるため、4つのうち3つ表5.

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