松山大学(学生懸賞論文集)第39号
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週5日40時間勤務はもう古い?副業時代の働き方109 (1日当たりの勤務時間)÷(給料)=1日当たりの勤務時間の価値 0.229÷0.025=9.16 副業の価値 (副業)÷(給料)=副業の価値 0.100÷0.025=4第3節 考察 全体を分析してみると突出した関係性があるものは見えなかった。男性、女性に分けてみると、性別によって、考え方に違いがあることが見て取れた。 男性の分析結果を見ていくと、労働時間は副業の有無に対して-1.25倍の価値を持っており、他の価値の絶対値と比べてみても一番高い数値になっている。このことから労働時間が最も働き方に影響力があることがわかる。また、男性には副業の有無も関係性があることが特徴として見ることができた。 次に女性の分析結果を見ていくと、働く時間や日数を重視する傾向があった。だが、全体的に言えることは、働く時間と働く日数を重要視する傾向があることがわかった。 分析結果から推定された、人々が求める副業の金額について考える。回帰分図13.希望の収入と実際の収入

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