松山大学(学生懸賞論文集)第39号
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学生懸賞論文集第39号12重回帰分析に当たっては、9項目の説明変数すべて使用するわけではなく、ステップワイズ法を利用することで、有意性・データ適合性を両立するモデルを構築した。⑴ 記述統計 以下、定量分析に用いるアンケート調査から得られたデータの記述統計についてみていく。まず、アンケートに回答いただいた住民の属性を見ていく。 図表5-1は、アンケート回答に協力していただいた住民114名の年代別の内訳を示したものである。有効回答数114のうち、男性52名(46%)、女性62名(54%)、年代の内訳は、10代7%(8名)、20代28%(32名)、30代3%(3名)、40代15%(17名)、50代14%(16名)、60代15%(17名)、70代11%(13名)、80代7%(8名)であった。 次にアンケートに回答していただいた自治体の地域分布を見ていく。 図表5-2によれば、アンケートに回答いただいた自治体の分布は、北海道5.分析注:数値は、小数点以下を四捨五入したもの。出所:大洲市(2021年9月22日から9月27日)と内子町(2021年11月19日)の街頭とwebで実施した住民の方へのアンケート調査の結果より筆者作成。図表5-1 アンケートに回答していただいた住民(大洲市と内子町)の年代内訳

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