松山大学(学生懸賞論文集)第39号
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バイオマス資源の利活用がもたらす循環型社会の在り方-住民協力の重要性-23論  題:バイオマス資源の利活用がもたらす循環型社会の在り方     -住民協力の重要性-審査員1論  評:A:論文の形式 1.構成力 章節等はオーソドックスな形で構成されており、わかりやすい。 2.文章表現力 筋道を立てて述べられており、読みやすい文章となっている。 3.準拠性 文献・資料の引用方法については課題が散見された。 引用をした際、文章の頭で出てきたものと、括弧内の表記が一致しないところが多く見受けられた。 例)4頁の「3.先行研究に関する調査及び本論文の課題設定」の2段落目において、「前川らの研究では・・・(前川,2020)。」といった表記になっている。正確な表記をするのであれば、「前川らの研究では・・・(前川ら,2020)。」というようになるであろう。こうした表記を正確にすることが必要だろう。B:論文の内容 1.テーマの設定 家庭系食品廃棄物の利活用に関して、実際の自治体側と住民側の双方の視点から住民協力を高めるための要因について、独自のアンケート調査の結果を基に定量的な分析に取り組んでいるため、非常に意義深いものだと思われる。 2.論証内容 定量的な分析の後、定性的な調査をフォローとして実施して確認をして<講 評>

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