Fa :健康増進インセンティブによる住民の行動変容促進 Fhs:ヘルスリテラシーとソーシャルキャピタルの醸成住民側:YSM = Fi + Fa + Fhs ⑵ YSM:歩行意欲 Fi :公共交通インフラの整備 Fa :健康増進インセンティブによる住民の行動変容促進 Fhs :ヘルスリテラシーとソーシャルキャピタルの醸成 これは「公共交通インフラの整備」、「健康増進インセンティブによる住民の行動変容促進」、「ヘルスリテラシーとソーシャルキャピタルの醸成」をうまく行うために必要な三つの項目を総合的に評価するものである。今回は、それぞれの項目に関わる質問を作成し、5段階で評価をしていただいた。 以下では、図表4-3をみながら歩数を増加させる要因と強く関係のありそうな項目の設定について検討する。 本論文では、「公共交通インフラの整備」、「健康増進インセンティブによる住民の行動変容促進」、「ヘルスリテラシーとソーシャルキャピタルの醸成」の三つの局面から、先行研究及びインタビュー調査を用いてそれぞれ3個ずつ項目を選定した。公共・交通インフラの整備住民の行動変容促進スポット公共施設や道路生活利便施設 まず、公共交通インフラの整備の観点は、①ウォーキングを促進させるような歴史的建造物や美的景観があるか(スポット)、②歩きたくなるようなまちづくりのために歩道や公園の整備ができているか(公共施設や道路)、③自宅学生懸賞論文集第40号景品広報社会とのつながりヘルスリテラシー住民同士のコミュニティウォーキングマップ緑のコミュニティ空間40出所:建設総合ポータルサイトけんせつPlaza(経済調査会)HP:「スマートウェルネスシティの考え 方と取り組みについて」(http://www.kensetsu-plaza.com/kiji/post/7286、閲覧日2021年6月24日)図表4-3 アンケート項目の設定
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