学生懸賞論文集第41号
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審査員■論A:論文の形式論題:「地域おこし協力隊」の課題と今後の支援の展望−愛媛県の活用事例を基にして−評:■.構成力(論文として章節等の体系化)研究に至った背景と目的、先行研究のサーベイ、アンケート結果に基づく分析、分析結果の考察から政策提言が述べられており、比較的わかりやすい形で構成されている。■.文章表現力(論述の明確さ、漢字・用語の妥当性)用語を説明し、先行研究の論点を明確化するなど、平易で読みやすく記述されている。■.準拠性(文献・資料の引用方法)論文のテーマにあった参考文献を引用しており、先行研究のサーベイと説明は丁寧に行われている。B:論文の内容■.テーマの設定(問題意識の独自性・妥当性)本研究は、「地域づくり」を担える人材として近年各地で活用されている「地域おこし協力隊」について、実際に隊員が活動していくうえで様々な課題があることを問題提起し、「自治体からの支援・関係性」に焦点を当てて分析したものである。本論文は、このテーマでの先行研究では検討が不十分な、支援の方向性や具体的な支援策を提示することで独自性を試みている。「地域おこし協力隊」の課題と今後の支援の展望−愛媛県の活用事例を基にして−29〈講評〉

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