学生懸賞論文集第41号
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審査員■論A:論文の形式論題:STOP温暖化!〜「SDGs未来都市認定」は地球を救えるのか〜評:■.構成力(論文として章節等の体系化)文章の執筆、章立て、パラグラフ分けなどの構成については、優れている。■.文章表現力(論述の明確さ、漢字・用語の妥当性)誤字脱字も少なく、文章表現も学生としては高いレベルであると判断する。ただ、SDGsと温室効果ガス削減とが同一のものであるような表現もあるため、そこは明確に識別したほうがよい。■.準拠性(文献・資料の引用方法)資料も適切に引用されている。B:論文の内容■.テーマの設定(問題意識の独自性・妥当性)SDGsの■■の目標の一つに注目しているのは良い。このSDGsは国際社会が抱える最も重要な課題であり、国際的な様々な諸問題の最終目標が掲げられている。一方で、SDGs自体は広範囲の目標であるため、それらすべてを研究対象とするのは一つの論文には収まりきらない。そのため、■つの目標に絞り、それを達成するための一施策「SDGs未来都市」の設定の評価にフォーカスすることは研究の実現可能性としてもよい設定である。STOP温暖化!〜「SDGs未来都市認定」は地球を救えるのか〜55〈講評〉

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