学生懸賞論文集 第42号
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■Freeasyhttps://freeasy■■.research-plus.net/35オンラインゲームに関する研究は、ゲームの依存度や年代別に調査し関係を考察したものが多い。金城他(■■■■)は、「ゲーム使用状況等に関する全国調査」から、日本のゲーム・インターネット行動の実態を示し明らかにした。その上で、ゲームに関連した問題を低減するために、ゲームに費やす時間を減らすための対策を検討する必要があると主張している。また、西村(■■■■)は、ゲームをはじめとするネットコンテンツ内での課金、生動画配信に対する有料アイテムの提供、いわゆる投げ銭問題について検証している。彼らは、投げ銭の頻度は若年層が多い傾向だが、一人当たりの投げ銭金額は年配者のほうがより大きくなることを、年代別に他の目的にも関連づけて分析している。盛本(■■■■)は、時間割引の観点から課金行動について検証を行っている。結果として、時間選好率は課金行動に有意な影響を与えていないが、現在バイアス性やナイーブ性は課金行動に正の影響を与えていることを明らかにしている。片山・宮前(■■■■)では、大学生のスマホゲーム利用と課金実態を明らかにした後に、課金額がガチャやアイテム購入などの購入目的にどのように関連するか検討している。さらに、本人の課金額が周囲の人々(家族や友人)の課金頻度や課金に対する否定的認識に対して、どのように関連しているのかの分析を行っており、母親や友人の課金頻度が高いと本人の課金額も高くなる傾向があることを明らかにしている。本節では、分析に使用する■■■人を対象にしたアンケート調査とその結果について述べる。本アンケートはセルフ型WEBアンケートツールであるFreeasy■にて、■■■■年■月■■日から■■日までの■日間にかけて行った。あなたも要注意?スマホゲームに課金する人ってどんな人?■.先行研究■.アンケート結果

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