学生懸賞論文集 第42号
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46これらの結果から、■■歳以下の回答者は現在バイアス性が強いほど課金行動をとりやすいということが明らかになり、やはり世代によって課金行動に影響している要因が一部異なっていることが分かった。若年層は現在バイアス性が強いほど課金行動をとりやすいという点は先行研究と共通しており、先行研究からある程度時間が経過した現在でも変わっていない。一方、危険回避度と対数所得Bは■■歳以上を除けば世代別で分けたものでも課金行動に影響を与えている。■■歳以上の世代はどの指標も有意にならなかったが、これは■■歳以上の回答者の中で、課金者の割合が■%と極端に少なかったために有意にならなかった可能性がある。また、これらのモデルのほかにもいくつかサブサンプルを作成したが、その中でも子供の有無で分けたものが興味深い結果になった。データを子供がいる人(モデル■■)とそうでない人(モデル■■)に分け、説明変数と被説明変数にはモデル■、■、■、と同じものを設定し、推定を行った結果が以下の表■−■である。子供の有無説明変数時間選好■■■■現在バイアスナイーブ危険回避度対数所得A(年収)対数所得B(■カ月に自由に使えるお金)(括弧内はt値。*、**、***、はそれぞれ■■%、■%、■%水準で有意であることを表している。)学生懸賞論文集第■■号モデル■■子供あり■.■■■(■.■■■)−■.■■■(−■.■■■)−■.■■■(−■.■■■)−■.■■■***(−■.■■■)■.■■■(■.■■■)■.■■■(■.■■■)モデル■■子供なし−■.■■■(−■.■■■)−■.■■■(−■.■■■)■.■■■(■.■■■)−■.■■■***(−■.■■■)−■.■■■(−■.■■■)■.■■■**(■.■■■)表■−■.推定結果(モデル■■・■■)

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