学生懸賞論文集 第42号
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53を設定し、課金行動に使える金額を制限する必要がある。月々の予算を立て、その範囲内で課金行動を行うことで、支出をコントロールでき、経済的にも余裕がでるだろう。次に、課金行動をした場合に限るが、課金に使った金額を記録し、支出を見直す必要がある。アプリやツールを使って課金履歴を管理することで、どれだけの金額を使ったのかを把握することができる。あとから振り返りができることで、一定の期間の間にどれだけお金を使ったか見ることができるうえに、使いすぎていた場合には抑制にも繫がる。自分自身の課金額を知ることで、冷静な判断ができるようになるかもしれない。また、自己制御を高めるために、課金前に一度頭の中で本当に必要なことかどうかを考える。ゲーム内で本当に役立つ課金もあれば、スキンだけが変わり、性能は何も変わらないような課金も多く存在する。性能は変わらないのに、スキンを変えることは、ゲーム内で目立ちたいなどといった欲だけが理由の可能性が高い。それは、はたして本当にお金をかけてまで自分自身が絶対したいことなのかを考える必要がある。・片山裕依子、宮前淳子(■■■■)「大学生におけるスマートフォンゲームへの課金に関する研究−家族や友人の課金頻度および課金に対する否定的認識に注目して−」『香川大学教育実践総合研究』第■■巻、pp.■■−■■https://kagawa-u.repo.nii.ac.jp/records/■■■■■(最終アクセス日■■■■年■■月■日)・金城文、尾﨑米厚、■口進(■■■■)「ゲーム・インターネット行動の実態−■■■■年ゲーム使用状況等に関する全国調査から」『医学のあゆみ』第■■■巻、第■号、pp.■■■−■■■・西村光太郎(■■■■)「インターネットにおける課金・投げ銭問題の現状」『医学のあゆみ』第■■■巻、第■号、pp.■■■−■■■あなたも要注意?スマホゲームに課金する人ってどんな人?参考文献

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