62マホゲームをする人の決定要因、スマホゲームに課金してしまうことへの対策)は学術論文の形式にのっとったものになっている。以下は提案であるが、■つの経済学的な観点としての指標(時間選好率、現在バイアス性、ナイーブ性、危険回避度)と■ページ■段落目(また、課金行動は…)と■段落目については、「■.先行研究」のところで先行研究の内容を紹介した後述べた方が読み手にとってより本論文の独自性がわかりやすくなるだろう。また、■−■のデータの基本統計量の表は推定結果より前に掲載するべきではないだろうか。■.文章表現力(論述の明確さ、漢字・用語の妥当性)本論文で使われている表現に文法的な誤りはほとんどなく、また、本論文には高い文章表現力がある。細かい点ではあるが以下に提案を記させていただく。「時間選好■■■■」という説明変数があるが、この「■■■■」が何を意味しているのかは参考文献リストの後に書かれている付録を見るまでわからなかった。他の■つの経済学的な観点としての説明変数「現在バイアス性」、「ナイーブ性」、「危険回避度」に関しても、どのように測定したものなのかは本文中にはあまり説明がなされていない。これらは分析方法として本文中に述べるべきではないだろうか。■.準拠性(文献・資料の引用方法)本論文は適切に文献と資料を引用できている。強いて言えば、図■、図■以外の図表は自ら行ったアンケートの結果と実証分析の結果をまとめたものだと思うが、出所として「筆者作成」などと記載してもよかったのではないか。B:論文の内容■.テーマの設定(問題意識の独自性・妥当性)代表的な先行研究を評価したうえで、その課題を指摘できている。具体的には先行研究で行われたアンケートの対象を拡大し、より一般的な傾向学生懸賞論文集第■■号
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