・松山大学の歩み・大学における学びの視点―法学部―・判例読解また、「教員からのお便り」では、法学部の教員カリ順番にミニコラムを担当し、それぞれの教員のキャラ各コースの学年別のカリキュラム、履4笏時間割例がご覧いただけます。ヽll(ⅢH業海・・・・富“「自校史教育」として、法学部開設25周年の2013年を機に開設され「松山大学の学生であることの誇り」を持たせ、大学に入学した意味を考え、大学での研究生活を充実させるとともに、卒業後の行動の指針とすることを目的としています。また、校訓「三実」を揺るぎない本学の教育理念として再定位することにつながる講義です。重要判例を分析することにより、その制度の趣旨と内容に対する基本的な理解を深め、法律文書を読む能力の養成を目的とする講義です。」こStitia(ユーステイテイア)は「正義」という意味ですが、法の世界において「正義」とは「人々を公平に扱うこと」をいいま現天秤は「公平Jの象徴であり、表紙に掲載しました。また、」ustitiaは、正義の女神(ローマ神話)を表すこともあり(ギリンア神話のOむμιξ(テミス)にあたる)、最高裁判所大ホールにも設置されていますЭ最高裁の」ustttiaは、「正義Jの象徴である「天秤」と「力」の象徴である「剣Jをもっていますが、これは「剣なき脊(1よかり)は無力、袢なき剣は暴力」(イェーリング)を象徴的に表現していますЭi工松出大学ノ去学部松山大学大学院法学研究科主要科目の概要(◎必4多科目/○履4多義務付け科目)○法律学入門○政治学入門Topicsl:本紙の表紙の天秤についてオリジナルホームページの紹介法学部のオリジナルホームページでは、「主要科目の概要」で紹介できなかったその他の科目の概要や、クターが伝わる内容になっています。定期的に更新していますのでぜひご覧ください。Topics2:3法曹の記章(身につけるバッジ)・リレー講座(自治体)Mよ、111Op″覺ユェ法律学の学びをスタートさせる学生を対象として、法律が関係する受講者に身近な問題を採り上げつつ、それを通して、法解釈の基礎となる事項やわが国の法体系を理解することを目的とします。この講義は、「政治」という営みを理解するために政治学の基本概念について理解することを目的とします。◎憲法I(人権)日本国憲法の中で主に「基本的人権」の領域について取り扱い、社会に存在する人権問題を発掘する「眼力Jを身につけ、他者の人権に対して敏感になってもらうことを目標とします。◎民法I(総則)民法解釈学を学ぶにあたり、民法全体に共通するルールをまとめた民法総則について、その基本的な制度を理解することを目的としますc◎刑法I(総論)「刑法総論Jを通して「社会の在り方」について考え、法律学において要求されている「形式」を修得することを目標とします。◎専門演習I・Ⅱ/○基礎演習1/基礎演習Ⅱ法学部では、創設以来、一貫して「少人数教育」を重視し、1年次から演習(ゼミナール)形式の授業を行っています。教員が直接学生と対話することにより、リーガル・マインドの体得を図るとともに、発表や討論といった他者との交流を通じて、事案分析力、問題解決力といった総合的な人間力を養う体制を整えています。3、4年次はより専門的な法学を学ぶことができますc教養教育科目として開設しており、「大学における学びの視点(ここでは、法律学。政治学の視点)から社会を切取った場合、どのように見えるかJを学ぶことで、「大学の学び」の視点と高校までの視点との違いを体感します。オリジナルの教科書を使用した、法学部教員15名によるオムニバス形式の講義です。愛媛県内11市9町や松山に設置されている国の機関等にリレー形式で出講いただき、「地元の現状」を紹介していただきながら、自治体等によって運営されている地域社会の仕組みや働きを学習するだけでなく、そこで生活している住民やその団体、あるいはその地域に立地し操業している民間企業等が、社会的に如何なる影響力を及ぼし、生まれ育った地域社会がその実績をどのような形で「財産」にしているか、1923年に創立された松山高等商業学校以来の教育の理念である「校訓三実」が愛媛県内にどのような質量で定着してきたかについて学ぶことを目的としています。学生個々人の人生設計に際して具体的な将来計画を樹立させ、本学学生のアイデンティティを高めることを目標とします。左から、裁判官・検察官・弁護士の記章ですも身分を示す役割もあるために、法廷に入る際に必要となりま坑本学法学部卒業生からも、弁護士が誕生していますЭ
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