海外留学ガイドブック2019-2020
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❶ 最悪の事態に備え、あらゆるトラブルを解消するための手段や連絡先を常時携行する。341.‌パスポート(日本大使館もしくは総領事館)2.‌航空券(購入先の航空会社・旅行会社)3.‌各種クレジットカード(カード発行会社)4.‌海外旅行傷害保険証書(保険加入会社)5.‌救急や警察署の電話番号(松山大学生協:CO-OPデスク)6.‌各大学の担当者と連絡先(松山大学・研修校)1.‌『目立たない』‌・・・・・・・派手な行動や身なりを慎み、軽率な行動は取らない。2.‌『持ち歩かない』‌・・・・・・多額の現金を持ち歩かない。高価な物品を身につけない。3.‌『用心を怠らない』‌・・・・・普段と違う環境の中、警戒心を忘れない。安易に他人を信用しない。             ‌ 安全を脅かしそうな地域に立ち寄らない。*その国での法令遵守は勿論、常に自己責任の意識を持つことが安全対策に繋がる。 若者を中心に麻薬・覚醒剤がかなり広まっています。タバコより害が少なく常習性が低いと考えられている国もあり、日本人旅行者の中にも気軽に手を出す人がいます。 しかし、あらゆる麻薬・覚醒剤は違法な薬物です。また、麻薬の売買には凶悪な犯罪組織が背後で糸を引いていることもあり、犯罪に巻き込まれる可能性が大きくなります。気軽な好奇心から手を染めないよう、海外生活の安全を第一に考え、十分に気をつけなければなりません。 海外に留学中は、日本にいるご両親をはじめとして大学関係者や友達等を安心させるためにも次のことを実行してください。 まず現地に着いたら「無事到着しました」と家族及び大学に連絡し、その後も定期的に現況連絡を忘れないようにしてください。また、大きな災害や事件・事故等が発生した場合は、いち早く「無事です」という連絡を必ず入れてください。緊急時の安否連絡は重要なため電話・ファックス・電子メール等の通信手段を確認・確保することが大切になります。 留学中の国内旅行や移動の際は下記の点に注意してください。航空機利用の際には、航空会社の選定等にも十分考慮して、安全を最優先させてください。「対策・予防」こそが最良の危機管理・健康管理→留学前・後の留学先の「情報収集」を心掛ける。海外での安全対策‌〈危機管理と健康管理〉❷ 現地では、行動三原則を徹底する。❸ 普段から、規則正しい生活と健康管理に気をつける。1.留学数日前には、現地での生活に準じ、体を慣らす事が大切である。 ‌(食習慣、時差や気象の変化に伴い、体調不良になることがある。)2.言葉・文化や慣習等の環境の変化に伴い、ストレスを感じたり、問題が起こったりした場合は、一人で悩まず、自分の身の回りにいる友達や留学先大学の国際センター課スタッフ、アドバイザー等に相談をして、ストレスをためないようにする。基本的な心構えとして一番重んじるべきことは、『自分の安全は自分自身で守る!』麻薬・覚醒剤について通信手段の確保について留学中の旅行について

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