海外留学ガイドブック2020-2021
62/78

授業がお昼までで終わるため、放課後はホームステイ先で朝食と夕食を毎日出授業は基本的にフランス語で行われ、春季●費用概算<必要な経費>・研修費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・旅費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宿泊費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・食費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・交通費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パリ60▲神秘的なサント・シャペル学生海外語学研修助成制度配布されたテキストもフランス語のものでしたが、先生が質問に答えるときや解説に英語を用いることもありました。基礎的な文法の知識を確認しつつ、テキストを読み進める中で出てきた語彙を学生それぞれが先生に質問したり、教え合ったりしました。また、ペアワークやグループワークも盛んに行われました。はじめの頃は、「何を問われているか」さえ見失ってしまい悔しい思いもしましたが、先生が丁寧に理解度を確認してくださったことや、クラスの仲間が英語を交えながら教えてくれたこともあり、だんだんとフランス語での授業に慣れていくことができました。熱心な学生が多く、また、発音も皆上手だったので、自己嫌悪との闘いではありましたが、良い刺激になりました。私のクラスでは、渡航期間がバラバラの学生が集まっていました。年齢も幅広く、同年代を中心に、上は30代までいました。日本人は私1人でした。また、毎週火曜日には希望者限定のアクティビティが開催され、先生同行でセーヌ川クルーズや香水博物館に行きました。他のクラスの留学生とも仲良くなれる良い機会でした。フランス語387,000円181,000円6,000円35,000円14,000円33,000円してもらいました。朝食にはジャムトーストと、マダムのいれてくれる紅茶が定番メニューでした。夕食は毎日2品用意してくれ、味は少し濃いめのものが多かったですがとても美味しかったです。洗濯や入浴については特に制限されることはありませんでしたが、服がいたみそうだったため極力洗わず、消臭抗菌スプレーを利用しました。また、お風呂の水が独特の臭いだったこともあり、入浴も短時間で済ませていましたが、特に不自由はなかったです。収納スペースも豊富な大きな部屋で、私1人にはもったいない程でした。マダムは私の外出中に布団を替えてくれていたり、登校日の初日には心配だからと駅までついてきてくれたり、ときにはフランス語を教えてくれたりととても親切でした。昼食については駅のパン屋さんを利用したり、出先で食べることもありましたが、ホームステイ先の近くに大きなスーパーがあり、そこで買った食べ物が安く重宝しました。通学には地下鉄を利用しました。朝はとても混雑していました。ナヴィゴと呼ばれる定期券を買うと、3,000円ほどで1週間地下鉄とバスが乗り放題になるので活用していました。<合計>助成金支給額・・・・・・・・・・・・・・・自己負担額・・・・・・・・・・・・・・・・・・パリの名所を巡りました。予めリストアップしていた行きたい場所を効率的に回る方法を探るのも良い経験になりました。土日はデモの影響で、平日通学に使っている駅が使えなくなったり、凱旋門周辺に人が押し寄せたりするため、敢えてパリの中心地から離れた場所を観光するようにしていました。バスを利用するとヴェルサイユ宮殿にも簡単に行くことが出来ました。渡航前から計画していた1泊2日のコルマール旅行は、パリとは違う時間の流れ方を感じることができ、充実したものになりました。渡航期間前半は天候が良かったので、1日に平均2か所は観光地を回りました。天候が悪い日は図書館で勉強したり、屋内で楽しむことのできる美術館を巡りました。ちなみに、フランスの国立図書館はとても立派な建物で、観光気分で一度訪れてみる価値はあると思います。どこの観光地でも、驚くほど日本語が浸透していて、施設のマップや歴史の紹介も日本語で書かれたものをもらうことができます。私は、日本語版とフランス語版を両方もらうように心掛けていました。時間のできた時に両者を比べながら読んでみるのも面白いです。656,000円300,000円356,000円法学部 法学科 2年次生(研修時) 井上 史菜Fumina InoueSTUDY ABROAD DATE●都市名:パリ●研修期間: 2019年2/11~3/8【26日間】●研修講座・コース名: ジェネラル20●宿泊形態:ホームステイ研修機関や授業英語も用いながら授業に慣れていった。ホームステイ先のマダムが親切だった。放課後はパリの名所巡りを楽しんだ。衣・食・住休日・余暇の過ごし方FrenchフランスLSI パリ校Language Studies International Paris

元のページ  ../index.html#62

このブックを見る