海外留学ガイドブック2020-2021
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▲台湾で生活していると、時々本当に留私はほとんど語学が身についていない正直、私は語学の上達が留学生活にお思い出スナップ71台中の友達と▲黄先生の誕生日会▲有名店の小籠包▲キャンパスの風景▲学祭ける充実感や成長を実感するものであると思っていました。しかし、日々の生活や友達や先生との交流の中で、様々な発見や価値観を覆されるものがあり、そのような経験を通して国際的な視野で物事を見れるようになったり、私自身の変化を感じることに喜びを覚えました。留学前、留学で得られる財産は語学だけではなく、人との出会いであると言われました。私は、本当にそのことを実感しましたし、その出会いを自分の将来の取り組みにつなげていきたいと強く思いました。中国語の先生に「授業で学んだ内容も、もちろん自分の知識となるが、その授業で学んだことを教室の外で活かすことが、さらに濃い知識や体験に繋がる。机に向かうことばかりが勉強ではない。」という言葉を言われ、今までの勉強に対する姿勢、留学中の過ごし方を見つめなおすことが出来ました。これまで、客観的に見ていた国を主観的に感じ、そのうえで得た語学力、留学中の人々や言葉との出会い、経験が自信となりましたし、これからの自分自身の糧となりました。まま留学にいきました。中国語は発音が難しいため、初めは言いたいことが伝わらず困る場面が多々あり、伝わらないかもしれないからと中国語をしゃべらなくなったりしました。しかし、耳から入ってくる言葉が多ければ多いほど、自分の語彙力や発音の上達は本当に早いです。語学に自信が無いからと不安になる事は、留学において必要ないと思います。特に台湾は日本への関心が高いため、現地の学生達も積極的に交流しようとしてくれます。はじめは戸惑うこともあるかもしれませんが、とにかく内気にならず受け入れることが出来れば、スムーズに仲を深めることが出来ます。台湾料理を食べに行こうと誘ってくれたり、台湾学生ならではの流行物や文化を教えてくれるので、インターネットや書籍では得られない情報を知ることが出来て楽しいです。逆に「日本は?」と色々と質問されるので、日本のことをもっと勉強しなければと思わされました。正しい日本の情報を伝えられるようにしておくと会話のきっかけになるので良いかもしれません。学に来ているのか分からなくなる感覚がありました。それは本当に、日本のものが溢れ、日本のニュースや流行がすぐ耳に入ってくるからです。私が感じた台湾は「非常に日本と近い存在」です。私は留学先の場所しか見れていませんが、こんなにも日本の文化や風習を受け入れてくれていることに喜びを感じましたし、日本語を学びたいと思っている学生が多いことにも驚きました。もちろん良いところばかりではなく、嫌なところも見えてしまいますが、同時に日本に対しても同じ感情を抱きました。それは、海外にいるからこそ発見できることで、当たり前が当たり前ではなくなっていく感覚でした。自分自身、その違いを受け入れることが出来るようになっていくことも、留学生活における貴重な経験だと思います。遠い場所にあると思っていた国が、私だけではなく、話を聞いたり、実際に足を運んだ日本の家族や友人も近くに感じたと言ってくれました。それは、留学をして少しでも自分が日本と台湾の架け橋になったのではないかと思えました。研修報告書 派遣留学制度 ■留学で得られる財産は、人との出会い。日本への関心が高い学生。積極的に交流を。「非常に日本と近い存在」だと感じた台湾。得たもの・学んだもの後輩へのアドバイス!もう一言!Deutwschlaandn

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