海外留学ガイドブック2020-2021
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REPORTミャンマー体験学習研修期間122019年3/7~3/15【9日間】ミャンマーヤンゴン74体験学習制度 ミャンマー体験学習では、主に初等教育分野の現状視察やボランティア活動を通してその実情を知り、上座部仏教に触れることにより、日本とは異なる仏教をはじめとした異文化に対する理解をします。併せて東南アジア地域での体験を積むことにより、日本にとって歴史的、地理的、経済的、文化的にも密接な関係にある東南アジアに対する認識を深めます。 ここでは実際に現地を訪れた学生たちの声を紹介します。ていただいた。・料理の食べ方や使われている食材、ミャンマー語を教えてもらった。・言語の壁がある中、コミュニケーションをとるにはジェスチャーを使ったりして試行錯誤する必要があり、伝える力も身についたと思う。■たくさんのひらめきや刺激、意外な発見も…!・ミャンマーでは恋人に仏像を贈ること、お坊さんがいたるところにいることなど、仏教と生活が深く繋がっているのだと感じた。・ミャンマーの年明けは4月で、お正月には日本同様お餅を食べるということを知った。・日本の曲を知っていて、日本のアニメが好きだという人もいた。・英語の発音は日本とミャンマーでは異なっていた。英語音声学のゼミで、東南アジアにおける発音についても学習してみたい。・目を見て笑顔で接すると相手からも素敵な笑顔がもらえた。ミャンマーの人は常に相手を思いやって行動してくれた。・スコーレの学生はあきらめずに単語で伝えようとしてくれ、見習うべきだと思った。熱心さと大きな夢を持つカッコよさに心を打たれた。・他の文化を尊重・理解することの大切さを知った。■後輩へのアドバイス・交流するための会話を用意しておくこと。日本の写真や有名な音楽をあらかじめスマホに入れておけばよかった。そうすれば会話の幅が広がったかも。密に描いていて驚いた。・子供たちの方から寄ってきてくれて一緒に遊ぼうと手を引っ張ってくれたり、たくさん触れ合うことができた。・教えることの難しさと楽しさを感じられとても貴重な経験ができた。・激しい暑さのなかとても体力と気力のいる一日だった。新しいことを教えるということは、自分自身の熱意や場を盛り上げようとする気持ちを高めてくれ、達成感と幸福感で満たされた。■子供たちの学習意欲に驚きと感動・小学校の子供たちは授業で英語を習っていた。子供たちは真剣に耳を傾け、覚えがとても早く、学習意欲が高くて感心。・音楽を教える時どのように伝えたらいいのか難しかったが、鍵盤ハーモニカが上手に吹けた子の嬉しそうな顔をみると自分も嬉しくなった。・学校に行きたくてもいけない子どもたちが世の中にいることは事実として知っていたが、日本とは全く異なる教育環境を目にすると、その事実がとてもリアルなものに感じた。・昼食のご飯を手でつかんで食べている子供を見て驚いた。■後輩へのアドバイス・リコーダーや鍵盤ハーモニカを子供たちに教えられるよう、事前に練習をしておくと良い。・ビルマ語の単語の紙が役に立った。作っていくことをお勧めする。珊瑚舎スコーレ日本語学校の学生との交流■珊瑚舎スコーレ日本語学校の学生との一日・ミャンマーの方々や近い年齢の学生と交流し、ミャンマーの魅力を紹介しメェッター イェイ ミョー小学校での活動■メェッター イェイ ミョー小学校での一日・スクラッチドローイングを実施。子供たちの飲み込みがはやく、とても緻

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