海外留学ガイドブック2021-2022
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僕は今まで一度も海外へ行ったことが海外での生活は全ての物事が自分に今回の研修を通じて、2つの意味で予想を裏切られました。1つ目は、思ったよりも自分の英語が通用しなかったことです。言いたいことを言ったつもりでも違う意味で捉えられてしまったり、質問されたときに咄嗟に言葉が出てこないことが多々ありました。英語が得意で文法や単語力には自信を持っていたので、いきなり自分のスピーキングのレベルを思い知らされたのはショックでした。しかし2つ目は、逆にそのような困難に直面しても、伝えたいことの本質が伝えられていて、なおかつ相手に理解してもらおうとする熱意をもって接すれば、必ず理解してもらえるということです。多少長くなってもより簡単な文で伝えることや、身振り手振りを使うことで会話がよりスムーズに進むことを実感しました。このようにスピーキングにおいて、僕はカナダで最も多くのことを学べたと思います。大学の教授も親身になって学習に協力してくれるので、英語力を大きく向上することができました。楽しい思い出も数えきれないほどでき、一生忘れられない研修となりました。とって新しく、あらゆる場面で英語を話さなければならないため、最初は不安やプレッシャーを感じると思います。僕もそうでした。しかし、慣れてしまえば毎日がとても楽しく、有意義なものになります。そのために大切なのが、日常から積極的に英語を話し、人とコミュニケーションをとることです。そうすることで違った文化や考え方にたくさん触れることができ、ひいては他人を理解することに繋がります。また、会話をするうえで大切なのが相槌を打つことです。僕の場合、初めはずっと相手の言うことに対してイエスorノーで答えていて、会話が続かないことがよくありました。そこで、現地の人が話しているのを参考にし、いろいろな表現を会話に取り入れると、とても話が弾むようになりました。今後留学予定の皆さんは、あらかじめ相槌の表現や、英会話のコツなどを調べてから行くとかなり役立つと思います。分からない単語や表現にいつ出くわしてもいいように、電子辞書を持っておくのもとても便利です。なく、今回の研修が自身にとって初めての海外渡航でした。元々1回生から海外留学へ行こうとは思っておらず、費用を貯めて2回生になってから中~長期で行こうと考えていました。しかし、このビクトリア短期語学研修について、内容や助成金のことを知って行きたいという気持ちが大きくなり、家族に相談して行かせてもらえることができました。結果として、英語圏での生活とはどのようなものか知ることができ、かけがえのない出会いも沢山ありました。自然の景色や街並みがとても美しく、気候も日本と比べてかなり過ごしやすくて、ここに住んでみたいとさえ思いました。同じ松山大学の同級生や先輩、現地のホストファミリーや先生方のサポートもあり、人生で一番濃い1か月にすることができました。また機会があれば、ぜひカナダを訪れたいと思います。▲ビクトリアの風景▲バンクーバーの街並み▲カルチャーナイトwithClass3A▲家族みんなで親子丼‼▲蒸気時計前にて33熱意をもって伝えれば、必ず伝わる。相槌表現を調べておくと会話がスムーズに。人生で一番充実した経験だった。ada

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