海外留学ガイドブック2021-2022
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私たちは3週間の留学のうち、週末が留学先のディジョンはとても気候が穏ブルゴーニュ大学CIEFは、大学法学部 法学科 3年次生(研修時) 田中 萩雨Shuu Tanaka短期語学研修講座フランス語キャンパスEsplanade Erasme内、Maison de l'universitéにあります。授業は最先端の方式を取り入れており、大学付属校としては珍しく宿泊設備の手配なども行っており、課外活動の充実にも力を入れています。授業は1コマ2時間で、先生によって休憩があったりなかったりします。朝9時から授業開始で11時に1コマ目が終わり、そこから2時間昼食休憩があります。フランス人は昼食に重きを置くため、昼休みがとても長いです。午後は1時から3時まであり、その後cultureというフランスの文化を学ぶ授業があります。これは出席が自由でとても難しいため、フランス語ができる人でもあまり参加していませんでした。クラスは1から5まであり、さらにAクラスとBクラスに分けられています。数字が上がるごとに難しくなります。私は1のクラスだったため、比較的易しい授業でした。1のクラスの授業内容は動詞の活用や道案内の仕方などといった、フランス語があまりわからなくても理解しやすい授業でした。2のクラスでは、手紙の書き方について習い、3のクラスになると、ニュースを見てフランス語を聞き取る練習を行います。4のクラスでは、エントリーシートの書き方を教えてくれたり、プレゼンテーションを行ったりします。全くフランス語ができなくても先生が優しく教えてくれ、さらに英語で説明してくれるため、ついていけないということはありませんでした。●費用概算<必要な経費>・研修費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・旅費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宿泊費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<合計>234,000円213,150円45,600円やかで過ごしやすい地域でした。8月は半袖で過ごすことができましたが、9月に入ると半袖では過ごせなくなるくらい寒く、長袖が必要でした。私は9月に入ると寒くなると聞いていたので全く問題ありませんでしたが、友達はH&Mやトワゾンドール(大型ショッピングモール)などで長袖のパーカーなどを買っていました。とても乾燥しているのでペットボトル飲料水は必需品でした。空のペットボトルに寮のウォーターサーバーの水を入れて、いつも持ち歩いていました。日の出が7時、日の入りが8時で暗くなるのが9時と遅いため、1日が長く感じました。食生活は昼は学食が開いているため、朝と夜は自分で用意しなければなりませんでした。朝はパンやコーンフレークを買って食べ、昼は学食、夜は外食したり、冷凍食品やピザを買ってみんなで食べたりしていました。あの食生活では野菜不足になりやすいので、サラダやフルーツも意識して摂っていました。日本食を持ってきて食べている人もいました。・食費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・交通費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2回ありました。1週目の土曜日は前日が音楽祭だったため、洗濯などをして寮でゆっくりしていました。日曜日はバスでキール湖という湖に行きました。湖のほとりがとても綺麗でした。2週目の土曜日は金曜日の昼から1泊でパリに行きました。パリまではTGVという高速列車で1時間40分です。金曜日にルーブル美術館とエッフェル塔、土曜日に凱旋門とシャンゼリゼ通りに行き、買い物や観光を楽しみました。日曜日は電車でボーヌに行き、ワイン博物館に行ったりブルギニヨンを食べたり、街を観光したりしました。とても穏やかで綺麗な街並みでした。どの日も天候に恵まれて良かったと思います。クラスメートの中には、隣国のスイスやベルギーへ行く人もいました。また、パリのディズニーランドも人気でした。どこも楽しそうで行ってみたかったところばかりですが、パリ市内やその周辺はスリ被害が多く、友達もスリに遭っていたため、とても注意して行動していました。私たちは被害に遭いませんでした。被害に遭わないためには複数人で行動することをお勧めします。50,000円20,000円60,000円622,750円ディジョンパリ▲担任の先生と38STUDY ABROAD DATE●都市名:ディジョン●研修期間: 2019年8/25~9/13【20日間】●宿泊形態:寮研修機関や授業自分のレベルにあった授業内容なので安心。空気が乾燥しているので、飲料水は必需品。泊まりがけでパリの街並みや食事を堪能。衣・食・住休日・余暇の過ごし方Frenchフランスブルゴーニュ大学 フランス語研究国際センターUniversity of Burgundy Centre International d'Etudes Françaises

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