海外留学ガイドブック2021-2022
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友達が欲しければ、ホストファミリー私は海外で1か月間過ごしてみて、自分が当たり前にしていることが海外では珍しいことだったり、してはいけないことになることを改めて実感しました。例えば「頂きます」と「ご馳走様」。日本にいたら当たり前で、なんでしているのかなんて考えませんが海外の友達は珍しそうに見ていました。また日本人は日常的にマスクをつけますが、海外ではマスクは自分が菌を持っていることを表すものだと初めて知りました。こういった当たり前を当たり前ではないんだという意識がとても大事だと感じました。違いを知り学ぶことで、日本の良さや悪さも同時に知ることができました。正直なところ、アジアでコロナウイルスが深刻化していたため、私が少し咳をするだけで嫌な顔をする人もいました。日本人だからというだけでそういう態度をとられたことはとても悲しいことでしたが、同時に自分は日本人として見られているんだと、初めて国籍というものを意識させられた瞬間でした。いいことも悪いことも全てが、毎日が新鮮で学ぶことばかりでした。と仲良くなりたければ、自分から話しかけるのが鉄則です。話しかければみんな笑顔で答えてくれます。とても勇気のいることだけれど、その少しの行動で毎日を楽しく過ごすことができるようになります。私は1日目に何人も友達ができました。そのおかげで、たくさん英語を話すことができました。行く前に行きたい場所をリストアップしておくと良いです。1か月は思ったよりもあっという間で、ロンドンには魅力的な場所が沢山あるので、エリアを分けて行くといいと思います。スリ対策としては、カードやお金を小分けにしたり、パスポートなどが入った小さなバッグは上着の中に隠して外から見えないようにしたりしていました。向こうでは買い物をしても袋やスプーン、お箸、お手拭きなどはくれないので、ウェットティッシュや割りばしを持っていくととても便利でした。またお箸をクラスで使っていると、みんなが興味をもって話しかけてくれたので、話題にもなっていいと思いました。したが家にも学校にもWi-Fiがあったのでそれほど使いませんでした。ポケットWi-FiよりはSIMのほうが安くすむと思います。私が持っていって良かったと思ったものは割りばしのほかにのど飴があります。外から帰ってきて鼻をかむと鼻の中が真っ黒だったことが何度もあり、空気が悪いなと感じていたので、のど飴が役にたちました。また向こうにはマスクをする文化がなく、誤解を与えてしまうこともあるので、文化の違いを考えて行動をするべきだと思います。帰りは家からヒースロー空港までUberを使いました。バスや地下鉄は荷物が重くて大変だったし、タクシーは高くつくのでUberがちょうどよかったです。現金のみの支払いになるので、近くのスーパーでお金をおろしてから乗りました。心配ならホストファミリーに相談するのが良いと思います。思い出スナップ▼クルーズ船からの風景▲ノッティングヒルの ポートベローマーケット▲レ・ミゼラブルのシアター▲友達とパブで▲ロンドン・アイと電話ボックス51海外と日本の文化の違いを認識した。仲良くなりたければ自分から話しかけよう。割り箸やのど飴が役に立った。得たもの・学んだもの後輩へのアドバイス!もう一言!Britain and Northern Ireland12GBのSIMカードを持っていきま

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