海外留学ガイドブック2021-2022
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私は、この約1か月間が夢のようでし留学に興味を持っているなら、必ず挑この研修を通し得たものは、自身の行動力の大切さです。1年生の時には短期韓国語研修に参加し、2年生では、学生海外語学研修助成制度を通して、独りで韓国に渡航をするという気持ちを固めていました。独りであることから、渡航準備や韓国生活について考えることが多くあった気がします。そのため前もって準備や渡航中の計画をし、なるべく行動に移すよう心掛けました。目標を掲げ、行きたい場所や体験したいことをリストアップし、達成できるよう過ごしました。そのおかげか、1年次の研修に比べると、充実感と達成感を倍感じることができました。何事も、考えているだけではなく、行動に移すことから始まると思います。また、延世大学には、アジア圏ではない生徒も参加しており、積極的に韓国語で声をかけ、友達を作ることもできました。まだ韓国語が下手だから、ただ自信がないからといった考えはとてももったいないです。現地にいるからには実際に声に出してみて、何事にも挑戦することが大切だと感じました。戦してほしいと思います。日本を出てみることや様々な国・価値観の人と出会ってみることは大切です。今まで当たり前であった環境がガラッと変わると、その環境に対応していこうと自分自身も自然と成長します。また当たり前の固定概念を壊して、独自の考えや生き方をより良い方向へと変えていくことができるかもしれません。今回の研修中に、アメリカへ留学する友達や、カナダから帰ってきた友達と出会いました。いろいろな世界を見ている人たちの話は、想像を超えてとても面白かったです。そして、私もそんな人になりたいと強く思いました。この研修に対し参考にしたものは、国際センターに置いてある過去の先輩方の研修報告書です。実際の体験談が書かれてあり渡航後の生活を想像しやすく、準備の助けになりました。留学したい国が決まっているならば、その言語のチャットルームに参加し、留学の相談や留学された先輩方のお話を聞いてみるのも良いと思います。言語力アップにもなるので、国際センターに通うことをオススメします。た。幼いころから憧れを持っていた韓国ソウルで、現地の方のように生活し、韓国語を学び、貴重な経験が出来たからです。ですが、日韓関係が騒がれている中の渡航であったため、やはり不安を持つ部分もありました。家族には毎日欠かさず連絡をしました。また、渡航中、嫌な思いや恐怖を抱くことはありませんでしたが、危機感は常に持つよう心掛けていました。海外であるがゆえに、何事も危機管理意識が大切です。政治上の問題は、解決するには時間が必要かもしれませんが、私たちの関係まで冷え切ることはあってはならないと感じます。そのため、私は帰国後もさらに韓国語の勉強に励み、小さなことからでも日韓関係の手助けができるよう努めたいと思います。思い出スナップ▲トンミョアプ 古着の街▲仁川K-POPconcert▲ISEOULYOU▲クラスの仲良し組▲広蔵市場61渡航の準備・計画はしっかりとしよう。先輩や友だちの体験談が役に立った。自分で見たこと・聞いたことを信じる。得たもの・学んだもの後輩へのアドバイス!もう一言!Korea

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