海外留学ガイドブック2021-2022
66/72

休みの日には、先生や友人がご飯や遊新竹は台湾の中で風の強い地域で、冬玄奘大学は、台北からバスで約1時間■ 松山大学 海外留学ガイドブック 2020-2021法学部 法学科 卒業生 宮田 香穂Kaho Miyata派遣留学制度中国語半の新竹市にあり、周りは自然に囲まれて空気がとても綺麗な場所にあります。校内はすべてWi-Fiが飛んでおり、学生は無料で利用できます。学生証が悠遊カード(ICカード)になっていて、本の貸し出し、パソコン室・コピー機の利用、校内のカフェやコンビニでの買い物ができます。また、バスや台鉄、MRTの交通機関や公共施設の入園の際にも利用でき大変便利です。授業は、殆どがPowerPointで行われ、教科書を使う授業は限られていました。レジュメは配られないので、各自でコピーし授業に持参するという形でした。私は、主に専攻科目を履修し、中国語の授業は週に2回(約3時間)受けていました。日本人留学生が1人だった為、日本語学科の先生とマンツーマンの授業でした。専攻科目は、当たり前ですが全て中国語で、はじめは大変苦戦しました。しかし、台湾は繁体字のため、漢字が日本とほぼ同じなので視覚で理解することができました。また、授業の中に日本の事案が多々出てくるので、共通点や相違点を発見できて楽しいと思います。日本語を学びたい学生も多く、お互いに教え合いながら交流することができました。●費用概算<必要な経費>・渡航費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保険料(個人加入分)・・・・・・・・渡航準備・査証取得費・・・・<合計>260,000円92,030円27,000円は思っていた以上に寒かったです。12月の上旬まではコートもなく過ごせましたが、それ以降は耐えられず厚手の物を購入しました。9月~10月は台風が多いので雨具は欠かせません。気温と湿度がとても高く、室内は冷房がガンガンにかかっています。私は、屋外との温度差に体調を崩しやすいので、暑くても羽織るものは持って出かけるようにしていました。寮の中は、キッチン、冷蔵庫はなかったため、食事は寮に併設する食堂でしていました。すべての店がテイクアウト可能なので、寮に持ち帰って食べたり、教室で食べたりできてとても便利でした。金額もリーズナブル(1日700円程)で店舗数も多いので、飽きることはなかったです。小籠包も1つたったの6元(約20円)で食べられ、とっても美味しいので学生に人気でした。大学寮は、手前が女子棟で奥が男子棟と分かれています。5人部屋で、2段ベッド2つと1段ベッド、共同のトイレとシャワールームがあります。トイレ事情がよくないので、はじめは共同に抵抗を感じるかもしれません。日用品などは食堂横の売店にすべて揃っているので安心でした。・食費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・交通費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・通信費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・び、新竹市内の観光に連れて行ってくれました。大学から新竹市内まではバスで約20分弱で、バスは大学前から15分おきぐらいに出ています。新竹市内にはSOGOや三越、Big City(ショッピングモール)があり、服屋さんや食事処も充実しているので、平日・祝日関係なく賑わっています。私はよくルームメイトと一緒に映画やショッピングをしたりしていました。交通費や物価が安いため、日本にいる時よりも、気軽に外出や買い物が楽しめた気がします。漁港も近くにあったので、その場で獲れた海鮮を料理してくれる店に行き、エビや蛤・魚料理を食べました。長期休暇は、新幹線や台鉄に乗って台北・台中・台南・高雄に小旅行に行き、ご当地グルメの食べ歩きや、観光地を巡りました。台中では、ルームメイトの家に泊めてもらい、台湾ならではの日常生活でのお茶の楽しみ方を教わりました。現地に詳しい友人と行くことで知り得る場所や文化、人との出会いがあり面白かったです。台湾は、すべて回ると世界一周が味わえると言われているだけあって、どこの地に行っても見応えがあり、少し外に出ると充実した休日が味わえました。144,000円20,000円50,880円新竹台北593,910円▲高雄の六合国際観光夜市64STUDY ABROAD DATE●都市名:新竹●研修期間: 2016年9/12~2017年6/20 【約10ヶ月間】●宿泊形態:寮研修機関や授業漢字がほぼ同じ繁体字なので理解しやすい。寮に併設する食堂の料理は安くて美味しい。世界一周が味わえると言われる台湾観光を満喫。衣・食・住休日・余暇の過ごし方BundesrepublTaiki台湾玄奘大学Hsuan Chuang University

元のページ  ../index.html#66

このブックを見る