Creation-159号
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海外語学研修報告経営学部経営学科3年次生研修期間・・・・・・2008年2月10日~3月25日研 修 地・・・・・・アメリカ合衆国・ニューヨーク研修機関・・・・・・RENNERT BILINGUALしら かた2007年度 学生海外語学研修助成制度(春季)てい 大学に入学するまでは「留学」なんて自分には無縁の話だと思っていました。しかし、大学に入り、授業やチャットルームという場を通して多くの人に出会い、多くの刺激を受け「せっかくの機会を逃してはいけない!」と思いこの助成制度に応募しました。 私の通っていた学校はマンハッタンの真ん中にあり、毎日レジデンスから地下鉄で25分かけて通っていました。クラスは全部で10あり、最初のテストと簡単な面接でクラス分けされます。私は午後のクラスで14時から18時まで授業だったので午前中と授業後は毎日外に出ていました。1クラス10人以下の少人数なので発言する機会がたくさんあり、そこで自分の国や自分自身についての紹介をしながら勉強することでお互いの国についても理解できとても充実した研修を送れました。 授業後はNBAの試合を観たり、新しく出来たギャラリーに行ったり、ミュージアムに行ったり、ブロードウェイミュージカルを観に行ったりと毎日アクティビティがありました。このアクティビティでは色々な国の人と出会い、友達になることもでき、たくさんのことが学べるので積極的に参加しました。一方で、一人で外に出ることもたくさんありました。なぜなら自分の英語を試したかったからです。分からない事があればそこにいる人になんでも聞いていました。ニューヨークを出てカナダのナイアガラの滝やボストン、フィラデルフィア等のツアーにも一人で参加しました。私は、学校は英語を勉強する場で、それ以外は英語を実践する場だと考えていました。日本でも授業では形式的に英語を学べますが、実際の生活の中で英語を使うことはなかなか無いのでとても良い体験が出来ました。 街を歩いていると聞こえてくるのは英語だけではありません。もちろん英語も聞こえてきますが英語以外のたくさんの言語が入り混じって聞こえてきます。街を歩くたびにそういった言葉や大声で話す声、車・クラクション・地下鉄・パトカーの音、ストリートパフォーマンスの声などが耳に飛び込んできていつもわくわくしていました。また、その反面地下鉄内や出入り口、歩道などには多くの物乞いをする人を見かけました。地下鉄の入口では毎日同じ人がコップを持っていたり、深夜にはお金を恵んでくれ、としつこくついてくる人もいました。ニューヨークには本当に様々な人が共存しています。私にはニューヨークはアメリカの一つの都市ではなく、一つの小さな地球として機能しているように思えました。 ニューヨークで面白いと思ったことはやはり私生活での日本との違いでした。マンハッタンは海に近く冷たい風が吹くのであまり気温が低くない日でも体感温度が下がり、寒く感じることがしばしばありました。実際その気温差のせいで風邪を引き、熱を出したことがありました。 今回の研修で様々な人と英語でコミュニケーションを取り、これまであまり話したことのなかった英語を生活の一部として使うことで英語を話す楽しさを再認識出来たと思います。これからもっと英語の勉強をし、いつかはニューヨークで永住しようと思います。松大な人

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