Creation-166号
7/24

村田 毅之Murata Takayuki法学部教授岡田 典子Okada Noriko法学部法学科3年次生私、村田先生のゼミに入りたかったんです。姉が以前先生のゼミ生で、花丸付きのイチオシで優しい先生だからと。労働法の先生なんだってことは授業が始まったときに聞いて、初めて「そうなんだ」って(笑)。すいません、姉妹だとは解りませんでした。雰囲気違いすぎだもの(笑)。声はよく似ているけど。「えっ!?そうなの?」って感じだったなぁ。オリエンテーションでの村田先生の第一印象は、どの先生よりも物腰柔らかくてジェントルマン。でも「私語がないことはあたり前」「出席には厳しい」というようなことをさらっと言われてて。そのときから先生に惚れ込んでます!一言で表せば“優しいドS”(笑)。口が厳しいだけでも甘いだけでもなく、ちゃんと大学で勉強してるって実感できます。努力はちゃんと評価しないと。出席カード配るときにいなかったら欠席、遅刻はなし!おかげで授業に間に合うように自転車を漕ぐことに慣れました(笑)。本当にすごい勢いで来るよね。血まみれになって授業に現れたときはびっくりしたよ。何だっ!事件か!?って。あの時は城山の石に激突して…。でもこのくらいのケガならイケル!とりあえず行ったら努力は認めてくれる、と思って。根性論ですかね。ただのお嬢様に見えるけど、ただ者じゃない。でもお願いだから気をつけてください。岡田村田岡田岡田岡田はい!でもお嬢様とは…(笑)。ありがとうございます!ところで労使紛争処理制度についての研究、進行状況はどう?う…、はいっ。調査に行ってきます!でも先生が強く勧めてないのにみんな自主的に行動を起こしてますよね。そうだね。前回チームの報告はいきなりスリーベースヒットって感じだったなぁ。でも、いろんな所に実際に行って、話を聞いてみないと頭に残らないでしょ。松大のいいところの一つは県庁にも裁判所にすぐ行けることだね。私は“法テラスに行かなきゃ”ってプレッシャーになってます(泣)。でも、労働法って面白いです。企業が知られたくないことを学んでいるっていう感じ?雇われる側としたら弱い立場なんだから、権利はちゃんと知っとかなきゃ、と。不当な条件には甘んじられない性格なんで。労働法って大学生だからできる勉強じゃないですか。入社してから「労働法勉強してます」ってケンカ売ってるみたいで(笑)。そう言い切っちゃうところがキミらしい(苦笑)。ところでアルバイトの様子を見に行ったけど、なかなか一生懸命がんばってたね。あの時は驚きました。嬉しかったです!先生はよく生徒のバイト先に来てくださいますね。ゼミのときと違う顔を見たいからね。両方を見て本当の評価ができるんじゃないかな。で、もしヤバそうな働き方をしてたらアドバイスしてやろうと(笑)。でも、大体みんなよく働いています。あれだけの気持ちをもうちょっと授業に…。1分間スピーチでバイトの感想を求められたりもしますけど、働いたことない人間が働き始めるとけっこう驚くことがいっぱいで。つい真っ正直に感想を言っちゃいます。う〜ん、ドキッとするような過激な発言しちゃうんだものなあ。同じゼミの仲間の前でネコかぶる必要もないですし(笑)。スゴい…(苦笑)。でも、話すことを苦手にしている子は多いね。社会に出たらもちろんのこと、就活にも絶対必要なことだから場慣れして欲しいな。他ゼミの子も「スピーチとかあるんだったらイヤ」って言ってました。自分を出せていない子が多いようだね。こっちが「おいおい、ちょっと待てよ」というくらいの学生が本当は欲しいのに。消極的な面でマイナス評価されてることが多いのが残念ですね。就職、私もいろんなところを考えています。生まれも育ちも松山だから、もうそろそろ外に、って思ったり…。出る前にもう少し教育してから出したいと思います。すごくがんばってやりすぎるとこがあるので心配です。大事にしてください、ケガも…。はい、ありがとうございます!先生、今度妹が松山大学に入るかもしれないんですよ。もちろん村田先生の授業をイチオシしますから。三姉妹全員受け持つのは初めてだ!村田村田村田村田村田村田村田岡田岡田岡田岡田岡田岡田村田村田村田村田村田岡田岡田岡田CREATION 〈No.166〉 2010 Summer6

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る