Creation-171号
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キャリアセンター長東渕 則之 経営学部教授1・2年次から始めるキャリアアップで差がつく就活スタート!2013年度幸せな職業人生にするために「納得できる就職」をしてほしい速報 ★ キャリアセンターレポート企業の採用活動は今年度から12月1日以降となったが、2013年度もその兆し。開始時期が遅くなった分、その活動は忙しく、濃密なものとなることが予想される。一つひとつのタイミングを逃さないために、1・2年次の今からキャリアアップを重ねたい。そこに気づく・気づかないで、3年次12月に大きく差がつく!2013年度に向けて、標準的なスケジュールを紹介します。2年次3年次春夏9~10月12月1~2月3月4月6月春秋公務員を目指すか、民間企業に就職するか、大学院に進むかを考え始める公務員の場合は国・県・地方のいずれを選択するかを決める。民間企業の場合はどんな業種・職種に就きたいかを考え始めるインターンシップ研修自己分析業界・企業分析筆記試験対策インターンシップ受けたい企業のピックアップSPI対策各種説明会開始企業へエントリーシート提出筆記試験開始面接開始内定が出始める内定が出る企業が増える自分がどう進みたいかの“気づき”の場になればと思っています。悩んだり、迷ったりしたときには話に来てください。しかし、ここに答えがあるわけではありません。就活は自分で考え、自ら動いていかなければならないもの。そのためのアドバイスをさせていただきます。適性・適職診断や自己発見、個別相談を受けるなどして、業界・企業の絞り込みもしやすくなるので、ぜひ参加してほしいですね。また就活は都会で20〜30社、愛媛でも10社は落ちて当たり前。インターンシップでも思い通りにいかない場合があるので、そこで“落ちる”経験をして精神面を鍛えるという効果もあります。自分のその職種への向き・不向きに気づく機会となり、した。だからといって選考も遅くなっているわけではありませんので、短期決戦型になることが考えられます。受けたい企業を早めに絞り込んでおかないと、対策を練る時間が取れず、下手するとエントリーシートすら提出できない事態に陥りかねません。焦る必要はありませんが、早めに意識しておくに越したことはないでしょう。就活が本格スタートするのが従来より2カ月遅くなりま「早めの準備が必要」といわれるのはなぜ?2013年度に向けて、標準的なスケジュールを紹介します。2013年度に向けて、標準的なスケジュールを紹介します。就活のスケジュールを教えて!キャリアセンターはどう活用すればいいの?があります。民間企業を目指すなら、遅くとも3年次の夏までにインターンシップ研修に行くなどして、職業観を養っておきましょう。スタートダッシュも断然しやすくなります。もちろん資格取得や留学、サークル・ボランティア活動、アルバイトなどで自分の軸をつくっておくことも大切ですよ。公務員を目指すなら、2年次には明確に考えておく必要いつぐらいから就活を意識しておくべき?インターンシップ研修は必要?はじめてだから聞きたい!会社別ファイル(ブルーファイル)をはじめ、各種資料は自由に閲覧可能。就職試験報告書など、他では見られない情報がぎっしり!後輩のために、今度は自分が会社別ファイルに足跡を残そう就活 新卒で入社した企業を3年以内で退職する人は県内で40%、全国レベルだと35%ですので、愛媛県はミスマッチ就職が多めといえます。そこでキャリアセンターでは今後、就職して5年後、そして定年を迎えたとき「良き職業人生だ(だった)」と納得できる就職を指導・支援していく考えです。誰しも知名度の高い大企業に目がいきがちですが、それが自分にマッチする企業だとは限りません。そこで社員を大切にする、成長を促してくれる、財務がしっかりしている等々、トータルで見て優良な中小企業を全国規模で発掘し、学生を送り込めるパイプづくりに注力していく予定です。もちろん大企業を目指したい学生に対しても、就職戦線に勝ち残るためのキャリア指導を十分に行います。 就活は就職できることがゴールと思わず、どんな人生を送りたいかを描きながら行ってほしいですね。70歳がゴールだとすると、60歳、50歳、40歳…入社5年、3年、1年と逆算して中間目標を立てると良いでしょう。そのステップアップの一つが就職。それに向かって自分をどう鍛えるか、長期的に考えるきっかけづくりの場所となるのがキャリアセンターです。求人票やセミナーの案内などの情報は掲示板でチェックCREATION 〈No.171〉 2011 Autumn7

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