Creation-181号
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一、流れゆく時の中を   人は生きている  憧れをその胸に   抱きしめながら  君よ青春に 夢を添えて  まだ見ぬ世界へ 旅立とう   ああ 松山  松山大学 緑が萌える 二、果てしない時の中を   人は生きている  爽やかな微笑みを   抱きしめながら  君よ青春の 翼広げ  明日の空へと 翔こう   ああ 松山  松山大学 緑が弾む正門を入って左側、ケヤキ林のなかに建つ2階建ての建物。1階にはロビーや談話室があり、同窓会組織「温山会」本部として、会員の交流と活動の拠点の場に。2階には歴史資料室があり、90年にわたる松山大学の歴史の一端が実感できる場となっている。北川 康宏 作詞團 伊玖磨 作曲真理に対する「まこと」である。皮相な現象に惑わく溺できしないで進んでその奥に真理を探り、枯死した既成知識に安住しないでたゆまず自ら真知を求める態度である。真実 松山高等商業学校初代校長・加藤彰廉先生が提唱し、第三代校長・田中忠夫先生によりその意義が確認強調された校訓「三実」。90年の長きにわたって学園とともに生き、今日に至った人間形成の伝統的原理だ。 本学や前身の松山高等商業学校、松山経済専門学校、松山商科大学の卒業生が高い人間的評価を受けているのは、この校訓の薫化によるところが多いといえる。新入生はもちろん、2年次生以上のみなさんも、いま一度「三実」を自身に問いかけ、あなたなりの「三実」を実践しよう。受け継がれ今に生きる校訓「三実」松山大学校歌松山大学の歴史を知る文京キャンパス温山会館実用忠実用に対する「まこと」である。真理を真理のままに終わらせないで、必ずこれを生活の中に生かし社会に奉仕する積極進取の実践的態度である。人に対する「まこと」である。人のために図っては己を虚うし、人と交わりを結んでは終生操を変えず自分の言行に対してはどこまでも責任をとらんとする態度である。3CREATION 〈No.181〉 2014 Spring

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