Creation-181号
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 毎年、2年次生全員が大学近隣の萱町商店街の夏祭りに出店している溝上ゼミ。スタートした数年前は松山銀天街の夜市でポップコーンやかき氷の店を出店。簿記演習の一つとして、学生たちで原価計算しながら仕入れ、帳簿もつけ、最終的にはしっかり利益が上がるように〝経営してみよう〞と始めたのがきっかけだった。現在は萱町商店街で子どもを対象にした輪投げやピンボールなどのゲームを行っているため、帳簿つけはなくなったが、地域活動への貢献、学生が社会人と関わるきっかけづくり、ゼミ生同士の交流を深めることを目的に活動を続けている。 まずゼミの時間を使って全員で出店の形態や運営の方法、担当割りなどをどうすればいいかアイデアを出し合い、商店街の会長との具体的な打合せも学生が主体となって行って学生が自ら考え動く!いま、このゼミがアツい!経営学部教授溝上 達也Mizogami Tatsuya溝上 達也ゼミ経営学部経営学科教授がきっかけをつくり、方向性を示したあとは学生が自発的に考え行動することを大切にする―そんな“溝上イズム”のもと学生たちは新たなフィールドで経験を積んでいく。7CREATION 〈No.181〉 2014 Spring

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