Creation-183号
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教室では得難い経験を通して将来を描くインターンシップを体験し未来への指針を見つけた3年次生から―― 私は中学生の頃、職場体験で刑事裁判を見学しました。弁護士や検察官が法律を武器に戦っている姿を見て「法律に関わる仕事に就きたい」と感じ、法律家を志しました。 そうして松山大学法学部へ入学。今村先生のゼミに所属し、刑法の範囲について学んでいます。夏休み中の5日間、愛媛県司法書士会でインターンシップ体験をさせていただきました。私たちの生活に深く関わる「司法書士」とはどんな仕事なのかを知りたいとの思いがあったからです。 印象深かったのは、相続や決済の場に法律の見地だけでは語れない、当事者の強い思いがあること。授業で学んだ以上に複雑で客観的に事情をつか 「仕事観・人生観を養う」 「残りの学生生活ですべきことを明確にする」この2点を目的として行うインターンシップ。様々な業種・企業での就業体験を通して学生たちは自己を見つめ 「社会へ出る」ことの意味について考える。昔からの夢を叶えようと動き出した岸さんもその一人。彼が見つけた、未来への指針とは?私と松大物語1CREATION 〈No.183〉 2014 Autumn

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