CREATION-194号
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事業活動収入70.4億円人件費(教員)33.6%人件費(職員)18.0%人件費(役員・退職給与引当金)3.5%その他の特別支出 3.7%借入金等利息 0.1%管理経費 5.4%学生生徒等納付金79.8%教育研究経費35.7%雑収入 3.6%付随事業収入 0.2%その他の特別収入 0.7%受取利息・配当金 4.3%経常費等補助金 8.7%寄付金 0.1%手数料 2.6%事業活動支出67.1億円2016予算・決算から読み解く学校法人松山大学の魅力向上計画財務状況報告2016年度事業活動収支計算書より学修環境の整備 5.5億円3号館耐震補強・意匠工事のほか、文京キャンパスインフラ盛り替えに伴う解体、設備棟新築及び共同溝設置工事、8号館昇降機改修工事、7号館地下大学院生研究室の家具・防犯カメラ・電気錠等を整備しました。学生生活支援 2.6億円● 学生の定期健康診断やゼミ合宿、課外活動遠征費等に係る費用を補助。テニスコートの修繕やオリンピック応援事業等についても支援を行いました。● スカラシップ制度や松山大学奨学金などの奨学金支援を実施。学生の経済的負担軽減などの整備に努めました。収入 70.4億円入学金や授業料からなる学生生徒等納付金がおよそ80%、その他に経常費等補助金がおよそ9%を占めています。経営企画課 末廣 隆久さん2016年度に実施した主な事業について● 2016年4月11日からの樋又キャンパスの運用開始に伴い、1号館の使用を停止し、同館地下インフラ整備の盛り替えと共同溝の設置工事を開始。● 3号館の耐震補強・意匠工事を実施し、学生課及び学生支援室を移転。● 研究センターの解体に伴い、7号館地下の学生談話室を改修し、大学院生研究室を移転。● 老朽化が著しい情報システムの抜本的整備のため、中期計画に基づき教室内視聴覚設備の更新を行ったほか、学内無線LANシステムを更新。● 在学生では初となる高見澤安珠選手の第31回オリンピック競技大会(2016.リオデジャネイロ)の陸上競技女子3000M障害への出場や、女子駅伝部の第34回全日本大学女子駅伝対校選手権大会における悲願の初優勝を讃え、各種事業を展開。「翌年度繰越支払資金の純増を絶対条件とする」「事業活動収支における翌年度繰越収支差額のマイナスの解消を着実にすすめる」2016年度予算編成方針における目標の翌年度繰越支払資金は、前年度比2,435万円増加の32億1,450万円となり目標を達成。翌年度繰越収支差額は、前年度より10億5,403万円改善され、42億105万円の支出超過となり目標を達成。すべての目標を達成する結果となりました。法人の純資産は増加傾向にあり、財政状態は安定していると言えます。POINT 1POINT 2POINT 3まず大学の予算・決算の流れを知ろう① 2017年度予算計画(3月)2017年度中の収支の予測を行い、予算額を確定させます。② 2016年度決算報告(5月)2016年度中に行った事業や収支状況を明らかにします。③ 2017年度更正予算計画(12月)2017年度中に新たに発生する収支の予測や金額が確定した収支を反映し、予算額を確定させます。〈収入の部〉〈支出の部〉目標決算2016年度の予算編成における基本目標と決算キャンパスインフラを整えます!ゼミ・課外活動、奨学金制度が充実決算を見れば、2016年度の動きが分かります。たくさんの取り組みのなかから、学生の皆さんも知っておくと役立つ情報をピックアップしてご説明します。2016年度 決算 ~私たちが納めた学費は何に使われているの?9CREATION NO.194 2017.7

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