CREATION-194号
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ゼミ活動は3年間の積み重ねが大切。毎年冬に行われるゼミ合宿やプレゼン、イベントなど学年を超えた交流も多く、「森田さんをはじめ4年次生の先輩の背中を見て、これからすべきことを学ばせてもらっています」と仙波さん。「恥をかく経験が社会に出たときに大きな糧となります。ぜひ学生にしかできない失敗をして、そこから這い上がってほしい」。松本教授は、あえて学生と程よい距離感を持って向き合い、彼らの頑張りを見守っている。3年次生仙波 賢幸さんSENBA Yoshiyuki4年次生森田 千尋さんMORITA Chihiro経済学部教授松本 直樹MATSUMOTO Naokiの当たりにすることで、多角的な視点を養えていると思います。就職活動においても、データにとらわれず、自分の足と頭を効率よく使って企業を見極める大切さを実感しています」と話す。 さらに松本ゼミでは、社会人基礎力育成活動の一環として、「iProject!」に取り組んでいる。これは、伊予市の高校生と企業、市役所と連携して商品開発や販売促進、PR活動を行うもの。学部の垣根や学年を超えたこの活動を通して、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を高めていく。さらに、西日本の大学や大学院とビジネスプランを競う「ビジネスプランコンテスト」、また、大学生がゼミや研究室での活動を通じて、どれだけ社会人基礎力が伸びたかを発表する「社会人基礎力育成グランプリ」にも参加。「松本先生は多くのチャンスを与えてくれるので、自分のヤル気次第で可能性はどんどん広がっていきます。何事も自由度が高い分、積極性が求められますが、指示を待つのではなく、自ら動く大切さを学びました」と3年次生の仙波さん。 3年間のゼミ活動を通して、地域社会で活躍できる人材へ。ゼミ生は将来を見据え、地域へと学びの場を広げている。● 比較的自由度が高く、ゼミ生の意見を尊重してチャレンジさせてくれます。● ゼミ合宿や他県の大学との交流、企業との座談会・研修などの取り組みにも積極的!学生をその気にさせてくれる松本先生はチャンスの神様!私たちが松本ゼミを大好きな理由6CREATION NO.194 2017.7

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