CREATION_198号
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して、技術や知識はもちろんですが、精神面でも成長を感じます。常に冷静かつ前向きに気持ちを整えることで実験のミスも減りました。病院や薬局での実務実習でも、研究で培った精神力で、落ち着いて対応できたと思います」と振り返る。薬学部の学生は4年次生で研究室に所属し、3年間を通して研究を進め、学年を超えた交流を育んでいく。「まだ入ったばかりで研究への参加はこれからですが、先輩のそばで学べるのは研薬理学ならではの視点で信頼される薬剤師を目指す● 先生と研究室メンバーの距離が近く、アットホー究室ならではの魅力だと思うので、しっかり吸収していきたい」と4年次生の伊藤さん。薬理学研究室では、実務実習の激励や試験後の慰労会といった名目で「お茶会」を開催。こうしたコミュニケーションの場が研究にも活かされているという。  る存在。薬理で学んだ人体と薬る薬剤師』は、患者さんにとって有益な情報をしっかり伝えられ物の相互作用を意識し、研究活動を通して養った問題解決能力が発揮できる、そんな薬剤師を目指してもらいたい」と学生へエールを送ってくれた。最後に中島教授は「『信頼され6CREATION NO.198 2018.74年次生から6年次生までが同じ空間で研究を進めているので、学年を超えた情報共有がスムーズ。薬学部内で懇親を深める研究室対抗のスポーツ大会にて。ムな雰囲気。結束力も強いです!● 薬理学研究室出身の先輩と交流する機会があり、卒業後もつながっていけることがとても魅力的。私たちが薬理学研究室を大好きな理由コミュニケーションが活発で互いに高め合える場所です!4年次生伊藤 奨真さんITOU Shouma6年次生都築 和奈さんTSUZUKI Kazuna薬学部医療薬学科教授中島 光業NAKAJIMA Mitsunari

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