CREATION_199号
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菊池 なぜこの団体をつくったのですか?磯部 ファッションが好きだけど、松山には人目を気にせず好きな格好でいられる場所がなかった。ないものはつくっちゃえ!と思い、仲の良かった先輩に話を持ち掛け、服が好きな自分を表現できる場所としてつくりました。菊池 普段はどんな活動を?磯部 月に2回、松大や街などでスナップ撮影を行っています。服装に制限はなくて、各々の好きなジャンルのファッションで自由に自分を表現し、撮影が好きなメンバーがみんなを撮っていく、という形で活動しています。菊池 イベントも行っているそうですね。磯部 簡単に言うと交流会で、服が好きな人たちがSNSだけではない、実際につながれる場にしたいな、と。自分たちのファッションショーに加え、ダンサーやシンガーのステージもあるんですよ。会場を確保したり、大人とやり取りをしたりと、簡単ではないですが、いい経験になるし、何より参加者に楽しかったと言ってもらえることが大きなやりがいです。菊池 今後、どう展開していく予定ですか?磯部 今は他大学・専門学校を合わせて30人程のメンバーですが、もっと多くの人に知ってもらい、松山でおしゃれを楽しんでもらえるような居場所をつくり続けていくことが目標。さらにメンバーを増やし、これからもずっと続いていく団体でありたいです!◎松山服飾団体 BLOW の発起人・代表にインタビュー「好きなファッションを、思う存分に楽しめる」そんな場所を、私たちが松山につくる! photo by Isobe Risa磯部 里紗 ● 松山市出身。「松山服飾団体 BLOW」の代表であり、発起人の一人。「自分の好きなファッションを人目を気にせず、晒け出せる居場所づくりをすること」を目標に活動している。Twitter<@fukushoku_BLOW> Instagram<fukushoku_blow_ig>Interviewer 菊池 友孝さん 経済学部経済学科4年次生。NPO法人 松山大学学生地域創造研究所Muse事務局長。「磯部さんとは今回が初対面。BLOWの活動はMuseとまったく違い、知らない世界を垣間見たようで新鮮な気持ちになれました。SNSを活用して情報発信するなど、見習いたいことばかり。私は卒業まであと少しですが、頑張る団体を応援していきたいです」text&photo:KIKUCHI TomotakaCREATION NO.199 2018.10松大生が松大生の“イマ”を聴くキラリ☆松大生!13法学部法学科3年次生 │ 磯部 里紗さん │ Isobe Risa

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