CREATION_202号
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6CREATION NO.202 2019.7あらゆる社会現象に興味を抱き、関わりを持つ永野ゼミならではのグループワークについて、「僕が今演じているエキストラはオールラウンドプレーヤー。質問もコメントも、自由に発言しています。話し合う授業が好きなので、毎授業がとても楽しみです」と市川さん。「議論が脱線しそうになったら司会者が軌道修正するなど、ディスカッションのなかで求められる力を身につけてもらいたいので、できるだけ私は口を出さないようにしています」と、永野武教授も学生の主体性を尊重。この学び● 学生のペースに合わせて進めてくれるので、自分の意見をまとめて発言できるようになりました。を通して論じきること、説得力をもって相手に伝える力を養い、自立的市民への成長を目指している。「小さな集団のことでも社会全体のことでも、自分が関わる権利があり義務もあるという自覚を持つことが自立的市民への第一歩である」と永野武教授。積極的に発言するほうではなかったという久保さんも「何事にも関心を持ち、自分で考えて発言するという意識が身についてきたように思います」と手応えを感じている。社会と積極的に関わり、必要な貢献をする。永野ゼミの学生はそんな社会人への歩みを一歩ずつ踏み出している。私たちが永野ゼミを大好きな理由実はやさしい先生は話題が豊富で博識!3年次生市川 修平さんICHIKAWA Shuhei3年次生久保 妃香莉さんKUBO Hikari人文学部社会学科教授永野 武NAGANO Takeshi永野武教授と3年次のゼミ生の皆さん。グループワークが本格的に始まり、チームワークも高まっている。永野ゼミのディスカッション風景。目線が近く、討論が盛り上がるという。● すべてのことに対してアンテナを張っている先生は知識量がすごい! 話すだけでも勉強になります。 

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