CREATION_203号
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6CREATION NO.203 2019.10く、勉強する環境も良さそう」と決め手を教えてくれた。研究室に入ると、まず実務実習へ参加するための「薬学共用試験」に合格することが重要なミッションとなる。そのため、研究室内で試験対策セミナーなどが行われるが、当研究室では、6年次生が4年次生に教えるという合同スタイルを採用。「6年次生は後輩に教えることで自分の知識がより深まりますし、4年次生は先輩から勉強の仕方など実体験を踏まえたポイントを教わることができる」と玉井栄治教授。これが学年を超えた絆の深さにつながっているのだろう。も「先生の人柄と感染症学が好できませんが、研究は何度でも挑戦できますから」と話す。感染症学研究室を希望する学生の志望理由を玉井栄治教授に伺うと、「感染症学研究室では微生物を扱うので、微生物が好きだとか、私の講義が面白かったとか、様々あるようです。研究室の雰囲気がいいというのも、よく耳にしますね」とのこと。実際に5年次生の河崎さんきであったことから研究室を見学したとき、先輩たちの仲が良学年を超えた学びがチームワークを生む● 玉井先生は私たちの自主性を尊重して、背中を◎研究成果Molecular Microbiology誌の表紙に掲載された研究成果◎論文題目X-ray structure of a novel endolysin encoded by episomal phage phiSM101 of Clostridium perfringens Mol Microbiol. 2014 Apr;92(2):326-337私たちが感染症学研究室を大好きな理由5年次生 河崎 樹里奈さんKAWASAKI Jurina6年次生 山内 幸奈さんYAMAUCHI Yukina薬学部医療薬学科教授 玉井 栄治TAMAI Eiji国家試験対策のため、4年次生から上級生や教授と勉強会を開くなど、みんなで学ぶ環境が整っているのも感染症学研究室の特徴。玉井先生の自宅で行われたホームパーティーの様子押してくれる。● チームワークが良く、研究室対抗バレーボール大会も2年連続準優勝! 協力し合う関係性と自主性を生かせる場所!

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